2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16560697
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
樊 春明 東京海洋大学, 海洋科学部, 助手 (10311664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北條 晴正 東京海洋大学, 社会連携推進共同研究センター, 客員教授 (20377071)
宮本 佳則 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教授 (80251685)
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Keywords | ユビキタス / 無線タグ / ウェブサーバ / セキュリティ |
Research Abstract |
平成17年度は平成16年度に提案した船舶ユビキタスシステムに基づいて実験用システムを完成し、船舶実験を行った。また、積極的に学術会議に参加し、ユーザからの意見を参考にして、本研究で提案したシステムの応用である船舶用セキュリティ監視システムを試作し、船舶実験を行った。 1 船舶ユビキタスシステム (1)平成17年4月-5月にわたって本学練習船「海鷹丸」で実験を行い、その有効性を確認した。 (2)17年5月防衛大学校で開催した「第1回海洋ユビキタス研究会」で本研究の研究内容を紹介し、参加者からの意見を聞いた。 (3)平成17年8月、本研究の成果を数理水産科学研究会が開催した「第5回数理水産科学研究交流会」で発表した。その後、本件はその特集号に採択され、掲載された。 2 船舶用セキュリティ監視システム (1)平成16年度の船舶関係者に対するヒヤリングの結果では、乗組員や乗客に関したセキュリティや管理などの分野でユビキタスネットワーク性能・機能が大いに期待されることが明らかになった。また、平成16年7月、東京海洋大学で開催した「港湾エリアにおける海洋ユビキタスセンサーネット第一回ワークショップ」で本研究の中間結果を紹介したが、日本郵船など船舶運行会社の参加者からセキュリティのために、特に上下船時や通関訪船時などには乗客や見学者管理用システムが望まれるとの助言があった。 (2)本研究で提案したシステムを基に乗客監視用システムの研究開発を行い、船舶用セキュリティ監視システムの提案と実験用システムの開発を完了した。 (3)平成17年3月本学練習船「海鷹丸」で船舶用セキュリティ監視システムの検証実験を行い、その有効性を証明した。 (4)その詳細な結果について、現在纏めている最中である。今後学術学会へ投稿する予定である。
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Research Products
(1 results)