2004 Fiscal Year Annual Research Report
生活習慣と卵巣癌や子宮内膜癌の罹患リスクとの関連性についての症例対照研究
Project/Area Number |
16590505
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
森 満 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50175634)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寒河江 悟 札幌医科大学, 医学部, 助教授 (00187056)
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Keywords | 生活習慣 / 卵巣癌 / 子宮内膜癌 / 危険因子 / 症例対照研究 |
Research Abstract |
生活習慣と卵巣癌や子宮内膜癌の罹患リスクとの関連性についての症例対照研究のデザインを以下のように確定した。症例群については、札幌医科大学附属病院婦人科、および、その関連病院の婦人科で、平成13年1月1日以降に卵巣癌、あるいは、子宮内膜癌と診断された20歳以上で80歳未満の症例約300人に対して、印刷した調査票を用いて、郵送による自記式調査(一部、電話による補充調査)を行う。対照群については、自治体の住民基本台帳を用いて、卵巣癌や子宮内膜癌の症例と同一の地域に居住し、かつ、年齢が20歳以上で80歳未満の者を1症例につき4人、すなわち、約1,200人の一般住民を選定し,印刷した調査票を用いて、郵送による自記式調査(一部、電話による補充調査)を行う。なお、悪性腫瘍、卵巣の疾患、あるいは、子宮の疾患を有する者は対照群から除外する。調査する項目は、植物性エストロゲン類摂取、肉類摂取などの食習慣、飲酒、喫煙、生殖歴、授乳歴、経口避妊薬などによる避妊歴、月経歴、ホルモン補充療法歴、不妊症に対する治療歴、既往歴、家族歴、身長、体重などである。札幌医科大学倫理委員会での審査を受けて、調査を開始するところである。また、調査票を作成する過程で、生活習慣と卵巣癌や子宮内膜癌の罹患リスクとの関連性についてレビューをし、専門誌(日本臨床)に総説を発表した。
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Research Products
(2 results)