2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16590857
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Research Institution | Tokushima Bunri University |
Principal Investigator |
松永 洋一 Tokushima Bunri University, 薬学部, 教授 (80239053)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 達夫 福岡大学, 医学部, 教授 (60159217)
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Keywords | プリオン / アミロイドベータ / 神経細胞毒 / 樹状突起細胞 / 脾臓 / 毒性阻止ペプチド |
Research Abstract |
前年度の研究成果に基づき,マウス由来培養神経細胞(N2a)を対象として,PrP breaker peptidesの検索を行った。即ち,PrP(101-130)添加培養後N2a細胞内でのPK抵抗性蛋白に対するPrP breaker peptidesを検索する目的で10残基より構成されるPrP101-109,PrP103-112,PrP115-124,PrP115-124,PrP128-PrP137の5種類のペプチドを添加し,PK処理後,残存するPK抵抗性蛋白量の変化をCell Western Dot Blotにて検討したが著しい変化は認められなかった。 次に,培養グリア細胞を用いた系でも同様の検討を行ったが,著しい変化は認められなかった。今後,breaker peptidesに関しては,更にアミノ酸残鎖数をはじめ,PrP101-130内の他のペプチド作成部位などの検討が必要であると考えられた。
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Research Products
(2 results)