2004 Fiscal Year Annual Research Report
急性脊髄損傷におけるHMGB1の出現とエリスロポエチンによる脊髄変性阻害効果
Project/Area Number |
16591499
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
有島 善也 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (90336339)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米 和徳 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (40182844)
長嶺 智徳 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (10359979)
横内 政博 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (80359976)
林 協司 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (50325784)
小宮 節郎 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30178371)
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Keywords | 急性脊髄損傷 / HMGB1 / アポトーシス / エリスロポエチン |
Research Abstract |
(1)培養神経細胞におけるエリスロポエチンのアポトーシス抑制効果の判定 マウス培養神経細胞にNMDA誘導アポトーシスを発現させcaspase3の免疫染色を行い、エリスロポエチンのアポトーシス抑制効果を判定した。 (2)脊髄損傷モデルにおけるエリスロポエチンのアポトーシス抑制効果の判定 ラット脊髄損傷モデルを作成し、脊髄に生じたアポトーシスをTUNEL法、caspase3染色にて観察した。エリスロポエチンを投与することによるアポトーシス抑制効果を判定した。 (3)脊髄変性の組織学的観察 損傷脊髄の標本にHE染色、KB染色およびNissl染色を行い、組織学的観察を行った。 (4)HMGB-1の証明 ラット脊髄損傷モデルを用いてHMGB-1抗体を用いた組織化学的観察を行い、損傷時間と発現細胞につき検討を行った。またラット血性中のHMGB-1濃度を測定し、組織所見との対比を行った。
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