2005 Fiscal Year Annual Research Report
頭頚部慢性筋痛に対する認知行動療法の有効性の確立に向けた生体ストレス反応解析
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16591942
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
井上 俊二 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40291447)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石垣 尚一 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (40212865)
矢谷 博文 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80174530)
瑞森 崇弘 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (10200023)
濱田 泰三 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (50034244)
貞森 紳丞 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (40187167)
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Keywords | 慢性筋痛 / 頭頸部痛 / SCL-90R / WHYMPI / EMG / かみしめ / 認知行動療法 |
Research Abstract |
平成16年度には、予備実験として、心理状態および疼痛症状に対する質問表の妥当性の確認を行い、筋電図の日間変動の検討、非機能的かみしめ時の筋電図の判別方法を開発し、日中筋電図の長時間連続記録方法の信頼性の評価を行いました。さらに、ストレス反応が非機能的なかみしめの発現にどのように影響するのかを明らかにすることを目的として、平成17年度は「頭頸部慢性筋痛の発生機序に関する考察」を行うために、心理状態および疼痛症状と日中筋電図の関連性について、解析および検討を行いました。 上記に関連し、平成17年度は下記の学会発表および次頁の紙上発表を行いました。 1.Nakae K, Morishige E, Ishigaki S, Toda M, Morimoto K, Yatani H : Characteristics of psychological profile of TMD subgroups、The 11th meeting of the International College of Prosthodontists, May 25-28,2005,Crete, Greece. 2.岡本憲明、矢谷博文、石垣尚一、森重恵美子、廣川雅之、中江佳代、井上俊二:Multidimensional pain Inventory(MPI)日本語版の信頼性と妥当性の検討、第18回日本顎関節学会学術大会、平成17年7月30、31日島根県松江市くにびきメッセ 3.井上俊二、貞森紳丞、濱田泰三、香川和子、尾崎由衛、関谷健祐:認知症高齢者と義歯との関係、日本補綴歯科学会中国四国支部九州支部共同学術大会、平成17年9月3日、山口県歯科医師会館 4.井上俊二、貞森紳丞、古胡真佐美:認知症高齢者の全身状態と口腔内状態との関係、第6回日本認知症ケア学会、平成17年9月30日-10月2日、島根県民会館
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Research Products
(2 results)