2005 Fiscal Year Annual Research Report
細菌学的歯周病診断と歯周病原菌モニタリングの有用性について検証する
Project/Area Number |
16592079
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
須田 玲子 昭和大学, 歯学部, 講師 (90175414)
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Keywords | Real-Time PCR / Porphyromonas gingivalis / Tannerella forsythia / 歯周病診断 |
Research Abstract |
1.標準株の培養およびDNAの抽出 E.coliおよびPorphyromonas gingivalis ATCC 33277株を液体培地にて培養し、E.Z.N.A.Bacterial DNA Kit(Omega Bio-tek社)にてDNAを抽出した。Tannerella forsythia ATCC 43037より抽出したDNAはAmerican Type Culture Collectionより購入した。 2.DNA標準液の調整 E..coli, Porphyromonas gingivalis, Tannerella forsythiaから抽出したDNAを10ug/ul(in Distilled water)になるように調節し、さらに5倍希釈を行い、10ug/ul,2ug/ul,0.4ug/ul,0.08ug/ul,0.016ug/ul標準液を作製した。 3.スタンダードカーブの作製および調整 ABI PRISM 7000 Sequence Detection Systemを使用し、各々の細菌について、2で作製した標準液を用い、Real-Time PCRを行い、スタンダードカーブの作製を行なった。 Forward primer, Reverse primer, TaqMan probeは Applied Biosystems社より購入し、通法に従いPCRを行なった。 4.臨床における予備調査 同意を得た患者に対し予備調査を行い、実験計画の修正をした。 来年度は患者数を増やし、細菌モニタジングと臨床症状の関係について検討を加える予定である。
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