2004 Fiscal Year Annual Research Report
ワーキングマザーの母乳栄養継続と乳腺炎の感染予防のための看護ケアの開発
Project/Area Number |
16592171
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Research Institution | Mie Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
河田 みどり 三重県立看護大学, 看護学部, 助教授 (90364166)
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Keywords | 母乳栄養 / 乳腺炎 / 感染看護 |
Research Abstract |
1.研究目的 就業女性は、職場環境や就業時間等などの理由から、分娩後の職場復帰後に母乳栄養を継続していくことが困難であるとされる。本研究の目的は、就業女性の授乳状況の実態調査と乳輪部等からの検体採取により、母乳栄養継続に関与する要因を明らかにして、科学的なエビデンスを持った母乳栄養継続と乳腺炎予防の看護ケアの開発を行うことである。 2.研究の経過 本研究は、平成16年10月29日、平成16年度科学研究費補助金交付決定通知を受けて研究を開始した。研究開始後、平成16年12月1日研究代表者の所属研究機関の変更に伴い、福岡県内の研究協力施設での研究実施が不可能となり、新たに三重県内の研究協力施設への変更を行った。研究代表者の所属する研究機関と三重県内の研究協力施設の研究倫理委員会での研究倫理審査の後、対象者の選定を行った。実験内容については、すでに予備実験を行い設定条件などの最終確認を行った。研究協力施設と検体採取等における綿密な打ち合わせを行い、調査を開始した。本研究は、対象者を分娩後6ヶ月まで継続して調査するため、研究結果については今後報告する予定である。
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