2004 Fiscal Year Annual Research Report
都市高齢者の健康寿命延伸の推進活動に関する追跡研究
Project/Area Number |
16592225
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
桜井 尚子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教授 (80256388)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星 旦二 首都大学東京, 都市科学研究科, 教授 (00190190)
清水 由美子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (30328330)
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Keywords | 健康寿命 / 高齢者 / 都市 / 地域保健活動 |
Research Abstract |
研究目的は、都市における高齢者の寝たきりや認知症を予防し健康寿命を延伸するための実践方法論のエビデンスを明らかにし、地域保健活動に寄与することである。 対象であるA市在宅高齢者全数(平成16年9月1日現在65歳以上)21,010人(男性9,635人、女性11,375人)に、市長名で郵送配布し13,484人(回収率66.5%)の回答を得た。分析有効回答者は13,405人(男性6,324人、女性7,081人)である。 調査時期は、平成16年9月6日〜24日である。調査内容は、9月1日現在での状況。調査内容は、生活活動能力、受療状況、社会経済状況、生活習慣、趣味や地域活動状況、介護保険に関すること、属性である。 年齢は、65-69歳5,170人(男41.7%、女36.8%)、70-74歳3,608人(男29.5%、女25.3%)、75-79歳2,293人(男16.5%、女18.1%)、80-84歳1249人(男7.5%、女11.2%)、85歳以上896人(男2.2%、女8.5%)。 一人暮らしは1,984人(男7.8%、女21.5%)であった。夫婦が男性3,371人(53.8%)女性2,398人(34.5%)。 肥満度は、やせ(BMI19未満)が、男12.6%・女20.6%であり、肥満(BMI27以上)が男6.7%・女7.1%であった。やせは、男では65-69歳8.5%、70-74歳10.4%、75-79歳15.7%、80-84歳19.7%、85歳以上38.6%であり、女は、65-69歳15.6%、70-74歳16.1%、75-79歳20.8歳、80-84歳29.1%、85歳以上44.0%と、加齢と共に増加していた。 身辺の世話や用事を頼める人がいない人は、男685人(11%)女1619人(24.7%)であった。緊急時の連絡先がない人は、男236人(3.8%)女275人(4.0%)であった。
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