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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ウェアラブル情報端末を用いた過食症の評価法の開発

Research Project

Project/Area Number 16659172
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

久保木 富房  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40111512)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉内 一浩  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (70313153)
山本 義春  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (60251427)
KeywordsEcological Momentary Assessment / ウェアラブル / 神経性過食症
Research Abstract

1.ウェアラブル情報端末に組み込むソフトウェアの作成
ウェアラブル情報端末に組み込むソフトウェアの作成を行った。それにより、日常生活下における長期間の自覚症状および活動度を記録することが可能となった。具体的な動作としては、以下のような仕様になっている。サンプリングスケジュール:ランダムサンプリングおよびイベントドリブンサンプリングが可能、サンプリング間隔:プログラマブル、質問項目:テキスト形式で容易に変更可能。
2.ウェアラブル情報端末に組み込む調査項目の選定
日常生活下における自覚症状の記録を行うための質問項目の選定を行った。項目としては、過食衝動、過食行動、嘔吐などの代償行動の他に、気分を測定するための質問項目の選定を行った。気分を測定するための質問項目と食行動に関して、新しい心理テスト作成理論である項目反応理論を応用するために、気分を測定するために、不安・抑うつそれぞれ50項目ずつから構成される質問プールを作成し、食行動を測定するための質問項目として、Eating Attitude Test、Eating Disorder Inventory IIを施行した。現在までに、食行動に関する質問に関しては、健常若年女性433名(19.36±2.21歳)において調査を終了し、気分に関する質問プールに関しても、各々の項目の困難度・識別力などの項目母数を推定するために、健常者および患者群で調査中である。
3.上記1および2の統合
最終的な項目は、2における健常者および患者群での調査終了後に、各々の項目母数を推定した後に選定されることになるが、1で作成したソフトウェアに仮の状態で2の項目を組み込み、健常者で試用を行い、本調査で使用できるよう微調整を行っているところである。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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