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2004 Fiscal Year Annual Research Report

フォトニック結晶ファイバモジュール用カプラの開発

Research Project

Project/Area Number 16760266
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

横田 浩久  茨城大学, 工学部, 講師 (30272115)

Keywordsフォトニック結晶ファイバ / 光ファイバカプラ / 機能性ファイバ / ファイバモジュール / ファイバ接続
Research Abstract

フォトニック結晶ファイバ(PCF)は,クラッドに空孔を設けた構造のファイバであり,ファイバ設計の自由度が高く,さまざまな機能性ファイバ実現の可能性があることから,近年,注目を集めている.PCFを機能性ファイバとして用いる際には,通常のシングルモードファイバ(SMF)と接続してモジュール化することが必要である.通常の機能性ファイバモジユールでは,SMFとの接続に融着またはV溝を用いている.しかし,PCFをSMFと接続する際,融着ではファイバ端面の変形による反射損失が大きく,V溝では高強度光を入射したときの接続部破損が懸念される.これらの問題の解消には,PCFとSMFでファイバカプラを形成して接続することでモジュール化する方法が考えられ,低損失かつ機械的強度に優れたPCFモジュールの実現が期待できる.
今年度は,PCFモジュール用のSMF/PCFカプラ開発の準備として,PCFカプラの設計・作製を行った.PCFカプラの設計においては,空孔配置による光結合特性の変化を明らかにした.一方,PCFカプラ作製においては,照射レーザパワーによりカプラテーパ部の空孔の有無が制御できることを明らかにするとともに,光結合が得られることを確認した.さらに,SMF/PCFカプラの試作も行い,光結合が得られることを明らかにした.その結果,SMF/PCFカプラを用いることで,PCFとSMFを低損失で接続できる可能性を示した.

  • Research Products

    (4 results)

All 2005 2004

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] フォトニック結晶ファイバモジュール用カプラの作製および特性向上の検討2005

    • Author(s)
      小林, 横田, 佐々木
    • Journal Title

      2005春 応用物理学会 講演予稿集 3

      Pages: 31p-D-20

  • [Journal Article] Designs and Fabrications of Photonic Crystal Fiber Couplers2004

    • Author(s)
      H.Yokota et al.
    • Journal Title

      Technical Digest OECC2004 1

      Pages: 16D3-16D5

  • [Journal Article] フォトニック結晶ファイバカプラの設計および作製2004

    • Author(s)
      横田浩久他
    • Journal Title

      電子情報通信学会技術報告 光ファイバ応用技術 104・261

      Pages: OFT2004-25

  • [Journal Article] フォトニック結晶ファイバモジュール用カプラの作製の研究2004

    • Author(s)
      小林, 横田, 佐々木
    • Journal Title

      2004秋 応用物理学会 講演予稿集 3

      Pages: 4p-ZN-8

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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