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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ES細胞からのリンパ管内皮細胞分化と腫瘍リンパ管特異的な標的分子の探索

Research Project

Project/Area Number 16790418
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

高橋 めい子  京都大学, 医学研究科, 研究員(科学技術振興)(常勤形態) (20372592)

KeywordsES細胞 / 血管新生 / リンパ管新生
Research Abstract

【方法】
(1)ヒトpodoplaninのFcキメラタンパクの発現ベクターを作成し、293細胞を用いてタンパクを精製した。それを抗原としてマウスを免疫し、モノクローナル抗体を作成した。ELISA、免疫染色、FACSに使用できるものを検索した。(2)ES細胞をLIFを除いてコラーゲンIV上で分化誘導し、VEGFR2(Flk1)陽性の血管内皮前駆細胞をFACSにて採取した。それをコラーゲンあるいはOP9ストローマ細胞上で3日間分化誘導した。得られた細胞群にリンパ管内皮細胞(LEC)が存在するかどうか免疫染色、FACSで調べた。
【結果】
ヒトpodoplaninに対するモノクローナル抗体を作成した。ELISAにて、24個のクローンを得た。その中から、免疫染色、FACSに使用できるクローン7B10を同定した。7B10抗体によって、LECが免疫染色されている図を示す。7B10にAPCを付加した7B10-APCを用いたFACS解析で、podoplanin発現株が区分できた。
マウスES細胞からのLEC分化誘導マウスES細胞からVEGFR2陽性細胞を採取し、OP9ストローマ細胞上で3日間培養すると、2種類のCD31陽性内皮細胞が分化できた。このうちクラスターを形成するものが、LECのマスター遺伝子であるprox1陽性であることがわかった。FACSにて、VEGR3陽性、podoplanin陽性であることを確認した。
【考察】
今後、抗podoplanin抗体を用いて、腫瘍組織から腫瘍LECを分離培養する。遺伝子発現プロファイルから、腫瘍LECに特異的な遺伝子を同定したい。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Isolation and characterization of a novel gene CLUAP1 whose expression is frequently upregulated in colon cancer.2004

    • Author(s)
      Takahashi M, Lin YM, Nakamura Y, Furukawa Y.
    • Journal Title

      Oncogene 23・57

      Pages: 9289-9294

  • [Journal Article] Molecular mechanisms of lymphangiogenesis.2004

    • Author(s)
      Takahashi M, Yoshimoto T, Kubo H.
    • Journal Title

      Int J Hematol. 80・1

      Pages: 29-34

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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