2020 Fiscal Year Annual Research Report
Developmnent and Application of next-generation tool box for analyzing temporal-spatial information
Project/Area Number |
16H01830
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 育穂 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (00594756)
貞広 幸雄 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10240722)
中谷 友樹 東北大学, 環境科学研究科, 教授 (20298722)
村山 祐司 筑波大学, 生命環境系(名誉教授), 名誉教授 (30182140)
有川 正俊 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (30202758)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
原 正一郎 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (50218616)
関野 樹 国際日本文化研究センター, 総合情報発信室, 教授 (70353448)
薄井 宏行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70748219)
小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
奥貫 圭一 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (90272369)
藤田 秀之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90431840)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 地理情報システム / 空間 / 分析ツール / 時空間情報 / 曖昧情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
だいたいの場所,だいたいの時間というような曖昧な時空間情報の利用ニーズは多いが,その分析手法は十分に開発されていない.本研究課題の最終年度である2020年度では,前年度に続けてツールボックスの開発と公開を行うとともに,書籍の出版と最終報告会を行った. 主な公開ツールボックスとして,①古地図を歪めずに現在のWeb地図と重ねることのできる「日本の古地図Maplat」(maplat.h-gis.jp),②あいまいな時間情報を可視化するためのjavascriptライブラリ「Web HuTime」(http://www.hutime.jp/)を公開した.また,①時空間カーネルを利用した空間的相互作用モデルの開発,②Webから収集した記事を地図上に可視化する際の時空間情報処理手法,③地理空間的なネットワークの可視化において曖昧性を改善する可視化手法,④GPSデータが含む揺らぎや障害物のために生じる無意味な動きを取り除く手法,⑤点分布の発生と消滅における時空間回避の分析手法,⑥ボロノイ図を応用して都市のさまざまな現象を分析するツールの実装,⑦伊能大図における空間的歪みや精度の定量分析,⑧標本調査に由来するデータの真値からの乖離が空間分析に及ぼす影響の分析,⑨あいまいさを考慮したデジタル標高モデルなどの地形データの活用方法など,分析手法の開発も進めた. これらの成果については,2020年12月に書籍として出版された(浅見泰司・薄井宏行(編著)「あいまいな時空間情報の分析」,古今書院).また,本書の出版記念のプレイベントとして,2020年10月25日に地理情報システム学会の企画セッションとして「あいまいな時空間情報を分析するためのツールの開発とその応用:「あいまいな時空間情報の分析」出版記念シンポジウム」を開催した.オンラインでの開催ではあったものの,約80名が参加し盛況であった.
|
Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(80 results)