2019 Fiscal Year Annual Research Report
Collaborative Inductive Learning Environment for Children Using Visual Programming Tools
Project/Area Number |
16H02925
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
高田 秀志 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (30378830)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | プログラミング教育 / 帰納学習 / 協調学習 / ビジュアルプログラミング環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、次世代を担う人材の育成に必要な創造的思考力の育成を目的として、小学生を対象として行うプログラミングを通した学習活動において、ビジュアルプログラミング環境を用いた協調学習環境の構築を行った。最終年度の実績としては、本研究の中心課題である、例題に基づいたプログラミングの過程で試行錯誤を発生させ、プログラミングに関わる知識の概念化を促すような帰納型学習教材について、これまで暫定的に公開してきたものを本格的なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)上に実装することにより、子どもたちにとって親しみやすく、学習意欲が上がるようなデザインを導入し、使い勝手の向上を図った。また、同様の内容で英語版も構築し、国際会議で発表を行うとともに参加者に利用を呼びかけた。 協調的プログラミング学習の支援に関しては、子どもたちがグループ内で作品をローテーションしながら作成することができるような環境について国際会議で発表を行った。さらに、これまで開発してきたスモールステップ型のプログラミング教材に対して、プログラム中でどのような機能が実行されているのかを確認しながらプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができるような支援環境を構築した。 これらの成果物については、コロナ禍により対面での実施機会が限られたものの、NPO法人と連携して開催しているワークショップや地域の中学校の依頼による授業、本学の高大連携校のプログラミング講座などで活用し、社会への還元に努めた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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