2018 Fiscal Year Annual Research Report
I Interdisciplinary research on the formation, dissemination, and transition of Shushu culture in Pre-modern East Asia
Project/Area Number |
16H03466
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Research Institution | Fuji Women's University |
Principal Investigator |
水口 幹記 藤女子大学, 文学部, 准教授 (40339643)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
洲脇 武志 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 客員研究員 (10625156)
喜多 藍 (山崎藍) 青山学院大学, 文学部, 准教授 (10723067)
名和 敏光 山梨県立大学, 国際政策学部, 准教授 (30291868)
佐々木 聡 金沢学院大学, 文学部, 講師 (60704963)
高橋 あやの 関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (60734241)
清水 浩子 大正大学, 綜合仏教研究所, 研究員 (80307131)
藤井 誠子 (佐野誠子) 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (80359827)
松浦 史子 二松學舍大學, 文学部, 准教授 (80570952)
田中 良明 大東文化大学, 東洋研究所, 准教授 (90709354)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 術数文化 / 天地瑞祥志 / 前近代東アジア |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は3度の検討会を開催し、うち9月に行った第二回検討会は高橋産業経済団助成との共催の国際学術シンポジウム「『天地瑞祥志』を中心とした前近代東アジア思想・文化の総合的研究」であった(開催場所は山梨県立大学)。このシンポでは、本課題メンバー3名が報告、4名がコメント、3名が総合討論、1名が総合司会として参加し、また、外部から中国・フランスの研究者を招き報告をいただくことにより、本課題のキータームである「術数文化」についての定義や具体相をめぐる国際的な議論、及び外部発信を行うことができた。なお、本シンポを基にした名和敏光編『東アジア思想・文化の基層構造―術数と『天地瑞祥志』―』(汲古書院、2019年3月)を刊行し、複数のメンバーの論文及び『天地瑞祥志』の翻刻・校注を収載することができた。本書には、本課題で翻訳した海外の論文(中国・韓国)も3本含まれており、本課題の成果を世に問うことができたのも大きな収穫である。 本課題の柱の一つである、『天地瑞祥志』の翻刻・校注も順調に進んでおり、上記名和論集に収載されたもの以外にも各種媒体で公開でき、検討の残された箇所もあとわずかとなった。 本年度は全メンバーでの調査は行っていないが、各メンバーが国内外の各所で調査を行ったり、国内外の学術シンポジウム等で関連報告を行っており、それを検討会などで持ち帰り情報交換をすることにより各自の「術数文化」への理解が深まり、各自の論文執筆に反映されている。 そうした論文を収載するための本課題の最終報告書という位置づけで、現在、水口幹記編『前近代東アジアの〈術数文化〉』(仮題、勉誠出版)の編集作業を行っている。執筆者は本課題メンバー、過去三年間の検討会での報告者を含む外部の研究者であり、総勢20名となる。日本以外に、中国・韓国・ベトナムの研究者も複数含んでおり、2019年度中の刊行を目指している。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(57 results)
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[Book] 怪異学の地平2019
Author(s)
東アジア恠異学会(佐野誠子、佐々木聡)
Total Pages
356
Publisher
臨川書店
ISBN
978-4653044482
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