2017 Fiscal Year Annual Research Report
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16H03583
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
縣 公一郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00159328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧原 出 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00238891)
出雲 明子 東海大学, 政治経済学部, 准教授 (10510076)
松田 憲忠 青山学院大学, 法学部, 教授 (30405550)
大山 耕輔 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (40185400)
伊藤 正次 首都大学東京, 社会科学研究科, 教授 (40347258)
山谷 清志 同志社大学, 政策学部, 教授 (90230599)
大西 裕 神戸大学, 法学研究科, 教授 (90254375)
稲継 裕昭 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (90289108)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 行政学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年度に行った国内先達の行政学業績に関するヒアリング成果として、片岡寛光早稲田大学名誉教授、今村都南雄中央大学名誉教授、大森彌東京大学名誉教授、水口憲人立命館大学名誉教授、そして中邨章明治大学名誉教授のご講演を原稿化し、簡易冊子合計135頁に纏めて、メンバー間で共有した。 2017年度は、第1回:4月16日、第2回:6月25日、第3回:7月23日、第4回:10月08日、第5回:12月09日、及び年が変わって第6回:3月02日、合計6回の研究会を開催した。第1回、第4回、及び第5回では、前年に続いて、国内先達の行政学業績に関するヒアリングを継続し、それぞれ、森田朗東京大学名誉教授、新藤宗幸千葉大学教授、及び橋本信之関西学院大学名誉教授をお招きし、ご業績に関するご講演を拝聴したの後、質疑応答を行った。 更に、第3回、及び第6回にて、海外からの行政学研究者をお迎えし、当該国の行政学説史に関して、ご講演頂いた。韓国・ソウル市立大学権寧周教授、そしてオーストラリア・メルボルン大学Janine O'Flynn教授である。韓国に関しては、行政学説の流れを中心として、そしてオーストラリアに関しては、行政の実態と行政理論との関係に関して、それぞれ非常に重要なご講演を得ることが出来た。 そして、第2回では、研究会メンバー個々の論文執筆に関して意見交換を行い、各テーマの確認と、執筆方針の具体化を試みた。なお、国内先達の行政学業績に関するヒアリングとして、佐藤竺成蹊大学名誉教授に依頼して、書面による聞き取りを実施し、一定の成果を売ることが出来た。 以上、森田、新藤、橋本、佐藤各名誉教授、そして権、O'Flynn各教授からのヒアリングは、昨年度同様、簡易冊子合計272頁として印刷・製本し、メンバー間で共有する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
16年度、及び17年度共に、年6回の研究会を開催し、合計9名の日本人行政学研究者、及び2名の他国行政学研究者から、各行政学業績に関するヒアリングを実施した。16年度に関しては、5名の日本人先達に関する簡易冊子を作成し、既にメンバー間で共有している。加えて、17年度に関して、4名の日本人先達、及び2名の他国研究者に関する簡易冊子を作成中である。加えて、17年度における研究会1回において、各メンバーが担当執筆する論文に関して、テーマの具体化と執筆方針の明確化に向けて、相互に意見交換した。
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Strategy for Future Research Activity |
18年度も、行政学研究業績に関するヒアリングを継続する。2018年4月29日に、既に第1回研究会を開催し、水谷三公国學院大学名誉教授からご講演を頂いた。加えて、7月22日に、村松岐夫京都大学名誉教授から、ご本人の研究業績に関するヒアリングを行い、更に10月28日に、ドイツ・ポツダム大学Werner Jann教授、そして、2019年3月10日に、イギリス・エクスター大学Andrew Massey教授をそれぞれお迎えし、当該国の行政学説史に関するご講演を頂く予定である。更に、少なくとも2018年7月22日に、村松岐夫京都大学名誉教授をお招きし、ヒアリングを行う。また、可能であれば、研究会を今一度開催し、各メンバーの論文執筆に関する意見交換を行う予定である。
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Research Products
(31 results)
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[Book] Aftermath: Fukushima and the 3.11 Earthquake2017
Author(s)
TSUJINAKA Yutaka, INATSUGU Hiroaki, HAMAMOTO Shinsuke, KAMIKAWA Ryunoshin, KUBO Yoshiaki, YAMAMOTO Hidehiro, OKURA Sae, ITO Masatsugu, WADA Akiko, MATSUI Nozomi, NISHIDE Junro, ITO Yasushi
Total Pages
498
Publisher
Kyoto University Press
ISBN
9784814001200
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