2018 Fiscal Year Annual Research Report
Spatial Economics Analysis of Innovation and Workers' Diversity
Project/Area Number |
16H03615
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山本 和博 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10362633)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 亜希子 流通科学大学, 経済学部, 准教授 (00508715)
佐々木 勝 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10340647)
陳 珈惠 京都大学, 経済研究所, 助教 (20768238)
佐藤 泰裕 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (30332703)
石田 潤一郎 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (40324222)
川田 恵介 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (40622345)
森田 忠士 近畿大学, 経済学部, 准教授 (50635175)
小原 美紀 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (80304046)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | イノベーション / 労働者の多様性 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年8月より、研究代表者はアメリカ合衆国のUniversity of California, Irvineに滞在し、本プロジェクト及びその関連研究を進めている。本プロジェクトはイノベーションと労働者の多様性に関して、日本のデータを使って検証してきた。結果として、労働者の性別、出身地等の多様性、及び労働者の企業間、大学間の流動性の向上はイノベーションの生産性を高めることがわかった。2018年8月以降は、労働者の多様性に関するデータをアメリカの大学で集めている。アメリカの大学は一般に女性研究者の比率が高く、また、出身国、使われる言語等、あらゆる指標で日本の大学よりも研究者の多様性が高い。また、短期間滞在して研究していく研究者の人数も多く、人材の流動性が常に高い状態にある。日本とは大きく状況が異なるため、単純に2国の大学を比較してもあまり意味がない。そこで、アメリカの大学間で生産性と多様性の関係を比較する研究を行っている。 実証研究の前提になるのは理論モデルである。これまで構築してきた理論モデルを実証研究に用いるにあたって、大きな問題が生じてきた。それは、理論モデルが高度に複雑であり、誘導型にすることが出来ないことである。このままでは、誘導型を用いた実証研究に用いることが出来ない。このような場合、構造推定を行う必要がある。しかし、構造推定は、matlabやR等のプログラミングの技術が必要になる。本研究プロジェクトの最終版になって、Rの習得に入っている。Univerisyt of California, IrvineにはRを用いる多くの研究者がおり、彼らの協力もあって、構造推定の目処が立っている。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)