2019 Fiscal Year Annual Research Report
High Reliability Organizing in Japan: In Search of Safety and Security
Project/Area Number |
16H03661
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
中西 晶 明治大学, 経営学部, 専任教授 (70347277)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 俊雄 昭和女子大学, グローバルビジネス学部, 准教授 (80409482)
四本 雅人 長崎県立大学, 経営学部, 准教授 (90547796)
星 和樹 愛知産業大学, 経営学部, 准教授(移行) (10409485)
三沢 良 岡山大学, 教育学研究科, 准教授 (90570820)
黒澤 壮史 日本大学, 商学部, 准教授 (10548845)
寺本 直城 拓殖大学, 商学部, 助教 (10755953)
矢寺 顕行 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (20582521)
吉野 直人 松山大学, 経営学部, 准教授 (20710479)
藤川 なつこ 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (30527651)
中原 翔 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (50780681)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 高信頼性組織 / 安全 / セキュリティ / 組織不祥事 / 想定外 / レジリエンス / 社会構成主義 / 経営学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,相次ぐ自然災害やサイバー攻撃,そして様々な組織不祥事に対して日本企業が安全とセキュリティを追求し,高い信頼性を誇る組織となるためには何が必要かを,高信頼性組織(HRO:High Reliability Organization)の観点から分析検討することであった。2016年度には,文献研究により既存研究の問題点を明らかにするとともに,当該分野の代表的研究者であるWeick and Sutcliffeの著書“Managing the Unexpected(3rd ed.)を訳出した。2017年度は,本翻訳を出版し,これまで研究の過程で導出した知見をもとに学会報告や講演・研修を通じて,学術面・実務面での今後の論点を探索した。あわせて,サイバーセキュリティに関連してインタビュー調査を実施した。2018年度の実績として,特筆すべきは関連分野や対象が拡がったことである。たとえば,地域研究の文脈で組織事故についての議論,不正融資を対象としたビジネスプロセスとの関連からの分析,当事者運営組織における高信頼性組織概念の適用可能性などである。理論的にも社会構成主義の視点から組織の安全やセキュリティの追求について検討した。また,企業におけるサイバーセキュリティ対応チームで構成される日本シーサート協議会など,リサーチサイトとの積極的な交流を継続的に行う体制を準備した。2019年度は最終年度として,学会発表等で成果を積極的に報告しながら,全体のまとめをすすめてきた。具体的には,2020年度組織学会60周年記念年次大会における開催校企画セッションでの報告,そして,これまでのメンバー各自の研究をまとめた叢書の執筆(2020年度に出版予定)である。また,アウトリーチとして,大学公開講座での講演や企業等での研修,各種委員会等での関連概念の説明,および教科書,一般啓蒙書の執筆などを行った。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(31 results)
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[Book] 経営組織入門2020
Author(s)
上林 憲雄、庭本 佳子編著、中原翔、他
Total Pages
260
Publisher
文眞堂
ISBN
978-4830950698
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