2018 Fiscal Year Annual Research Report
Asian Network for Wiring School Reform Study for School as Learning Community
Project/Area Number |
16H03769
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
佐藤 学 学習院大学, 文学部, 教授 (70135424)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 学校改革 / 授業改革 / 学びの共同体 / 授業研究 / 教職専門性の開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクト研究において、平成30年度は、春季、夏季、秋季、冬季を通じて、アジア諸国(中国、韓国、台湾、インドネシア)の学びの共同体の改革を訪問調査し、各地において改革を支援する講演活動、シンポジウム、ワークショップを開催した。それらを集約する国際集会として、10月15日と16日、中国福建省の福州師範大学において、第6回学びの共同体国際会議を開催した。この国際大会には世界7か国の教育研究者、教師、教育行政関係者が700名以上参加し、研究代表の提唱する学びの共同体の改革が、アジア諸国において最も期待され、最も有力な改革のヴィジョンと哲学を提供していることが確認され、その研究と実践の交流が促進された。 平成30年度は本プロジェクトの最終年度であったが、この年度において、特に進展が著しかった点は以下の諸点である。① 本プロジェクトの初年度に創設された北京師範大学教師教育研究所の「学びの共同体国際センター」の事業が今年度は大きく拡大し、中国全土の15地域に学びの共同体の学校改革の研究拠点が形成された。それぞれの拠点はすべて順調に機能しており、年間を通じて近隣の学校とのネットワークを形成してきた。② インドネシアにおいて、本プロジェクトの提唱する改革の国際シンポジウムが毎年インドネシア授業研究学会の主催で開催された。③ 本プロジェクトの副次効果であるが、メキシコにおいて研究代表者の学びの共同体の著書が翻訳出版され、9月にメキシコにおいて本テーマによるシンポジウムが二つ、開催された。④ 8月にケープタウンで開催された世界教育学会世界会議において、本テーマによる招待シンポジウムが企画され、本プロジェクトの研究成果を公表した。⑤ 本プロジェクトに参加する若手研究者とともに、Routledge 社から本テーマを主題とする著書を刊行した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)