2018 Fiscal Year Annual Research Report
Exploration for tomato lines resistant against root parasitic plants using a large mutagenized population
Project/Area Number |
16H04875
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
青木 考 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (30344021)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | トマト / 寄生植物 / 抵抗性 / 野生近縁種 / Phelipanche aegyptiaca / Solanum pennellii |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度の研究においては、フェリパンキ(昨年度まではオロバンキと呼称)・エジプティアカ発芽後抵抗性系統の選抜を継続して実施した。ナショナルバイオリソースプロジェクト(トマト)から分与を受けたマイクロトムEMS突然変異誘発系統から抵抗性候補として得られていた2系統に対してより多くの発芽フェリパンキ種子を用いて感染試験をしたところ、抵抗性は再現性をもって見られなかった。いっぽう、トマト野生近縁種からSolanum pennelliiとSolanum peruvianumが抵抗性野生種として候補化されていたため、今年度はS. pennelliiが持つ抵抗性に関して、S. lycopersicum×S. pennelliiの組換え自殖系統(RIL)76系統を用いてゲノム上の抵抗性原因領域の探索を行なった。これらの中から、フェリパンキの寄生率が優位に低い系統を5系統、また寄生はするもののその後フェリパンキが壊死する頻度が高い系統を8系統、見出すことができた。RIL作出グループが解析したS. pennelliiゲノムのどの領域が移入しているかに関する結果やS. pennelliiゲノムプロジェクトの成果などを参照し、寄生率を下げるという抵抗性に寄与するS. pennelliiゲノム領域が5領域、壊死率を高めることによる抵抗性に寄与する領域が5領域あることがわかった。今後、さらにゲノムシークエンシング等を行ない原因遺伝子を同定したいと考える。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Low Infection of Phelipanche aegyptiaca in Micro-Tom Mutants Deficient in CAROTENOIDCLEAVAGE DIOXYGENASE 8.2018
Author(s)
Hasegawa S, Tsutsumi T, Fukushima S, Okabe Y, Saito J, Katayama M, Shindo M, Yamada Y, Shimomura K, Yoneyama K, Akiyama K, Aoki K, Ariizumi T, Ezura H, Yamaguchi S, Umehara M
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Journal Title
Int J Mol Sci.
Volume: 19
Pages: E2645
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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