2018 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the mechanisms of neoatherosclerosis and degenerative vascular disease and development of novel therapeutic strategy
Project/Area Number |
16H05297
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
木村 剛 京都大学, 医学研究科, 教授 (80359786)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾野 亘 京都大学, 医学研究科, 准教授 (00359275)
芦田 昇 京都大学, 医学研究科, 講師 (00538978)
齋藤 成達 京都大学, 医学研究科, 助教 (20467484)
西 英一郎 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30362528)
森本 剛 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30378640)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | ステント / Neoatherosclerosis / マイクロRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者らは、これまでに冠動脈硬化に関し、大規模臨床データを集積して、その治療法に関する提言を行ってきた。多施設による冠動脈疾患血行再建術後の長期成績・予後調査(CREDO-Kyoto)においては、薬剤溶出性ステントと用いたPCIとCABGの成績を明らかにするために行われたコホートⅡ研究に引き続き、Cypher が製造販売中止となり、ほぼ第2世代のDESに移行した3年間でのデータを集積するコホートⅢ研究において症例の固定が終了した。今後、順次解析を続ける。コホートⅡ研究と同様に多くの論文発表が行える予定である。また、DES の長期追跡結果を評価するRESET 試験7年が終了し、エベロリムス溶出ステントとシロリムス溶出ステントの効果に差がないことを報告した。また、薬剤溶出性ステント留置後1 ヵ月間のDual anti-platelet therapy (DAPT) を評価するSTOPDAPT-2 試験の結果も発表し、1か月で抗血小板薬を1剤にすることが出血イベントを減らすことを示した。さらに前向きのCURRENT AS Registry-2 を開始し、至適な大動脈弁狭窄症治療の追及を行っている。冠動脈病理標本については引き続きサンプルの収集を行っている。また、基礎研究においては、microRNA(miRNA; miR)-33bのノックインマウスにおいて動脈硬化が悪化を示すとともに、プラークの不安定化も生じることを示し、論文発表を行った。また、miR-33a/b特異的人工核酸の生体での効果も解析中である。nardilysin (NRDc)値の急性冠症候群のバイオマーカーとしての意義についても 論文発表を行った。さらに各種疾患においても検討を続けている。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)
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[Journal Article] Prognostic Impact of Left Ventricular Ejection Fraction in Patients With Severe Aortic Stenosis.2018
Author(s)
Taniguchi T, Morimoto T, Shiomi H, Ando K, Kanamori N, Murata K, Kitai T, Kadota K, Izumi C, Nakatsuma K, Sasa T, Watanabe H, Kuwabara Y, Makiyama T, Ono K, Shizuta S, Kato T, Saito N, Minatoya K, Kimura T; CURRENT AS Registry Investigators.
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Journal Title
JACC Cardiovasc Interv.
Volume: 11
Pages: 145-157
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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