2016 Fiscal Year Research-status Report
21世紀における「ローカルな環境倫理」についての包括的研究
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16K02132
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Research Institution | Edogawa University |
Principal Investigator |
吉永 明弘 江戸川大学, 社会学部, 准教授 (30466726)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺本 剛 中央大学, 理工学部, 准教授 (00707309)
山本 剛史 慶應義塾大学, 教職課程センター(三田), 講師(非常勤) (20645733)
熊坂 元大 徳島大学, 大学院総合科学研究部, 准教授 (60713518)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 環境倫理学 / 世代間倫理 / 動物倫理 / 再生可能エネルギー / 原発問題 / 地域環境問題 / 住民投票 / 買い物難民 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の実績を以下に記す。 4月24日(土)に神尾直志さんへのインタビュー(小平市)を行った。5月28日(土)にはメンバー会合(中央大学)で今後の予定を話し合った。6月11日(土)に井戸川克隆さんへのインタビュー(加須市)。6月18日(土)には環境法政策研究会(三重大学)に参加した。9月12日(月)に読書会(徳島大学)を行い、『スモールイズビューティフル』『環境リスクと合理的意思決定』『希望を捨てない市民政治』『買い物難民を救え!』の内容を検討した。9月13日(火)には村上稔さんへのインタビュー(徳島大学)を行った。3回のインタビューはテープ起こしをして報告書に掲載する予定である。 10月1日(土)には研究分担者の山本剛史が日本倫理学会(早稲田大学)で研究発表を行った。タイトルは「原発事故後の世代間倫理」。また、同学会で翌日の10月2日(日)に、研究分担者の熊坂元大が研究発表を行った。タイトルは「動物倫理を踏み越える『動物のいのち』」。11月5日(土)には、研究代表者の吉永明弘が科学技術社会論学会(北海道大学)で研究発表を行った。タイトルは「再生可能エネルギー開発に関する環境倫理学的検討」。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、3回のインタビューと1回の読書会、ならびに研究メンバーによる学会発表を実施することができ、予想を上回る収穫があった。インタビューのテープ起こしを中心に、年度末までに、年次の報告書であり、雑誌の第一号でもある冊子を刊行する予定であったが、テープ起こしが遅れたため、年内に印刷することができなかった。とはいえ、次年度にこの遅れを取り戻することは容易であると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後もインタビュー、読書会、学会発表、冊子の刊行を行っていく。テープ起こしやその後の確認作業に遅れが生じたので、その点については研究補助者を雇うなどして改善したいと思う。
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Causes of Carryover |
本年度内に年次報告書の印刷ができなかったため、印刷費の支出がなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に入り次第、早急に印刷に向けて準備を進める。
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Research Products
(9 results)