2016 Fiscal Year Research-status Report
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16K03054
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Research Institution | Miyagi Gakuin Women's University |
Principal Investigator |
平川 新 宮城学院女子大学, 一般教育部, 学長 (90142900)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 庶民剣士 / 庶民武芸 / 兵農分離 |
Outline of Annual Research Achievements |
・2016年度は6月と8月の2回、江戸時代に村の肝入を務めた岩手県住田町吉田家の古文書調査をおこなった。武士の流れをくむ同家が当地に土着し、気仙郡の大肝入に登用されていく過程がわかる史料を得ることができた。 ・また下野国における庶民武芸の展開状況を確認するために栃木県内の自治体史の調査を進め、いく人もの庶民剣士の実在を把握できた。その成果は同年8月に、栃木県歴史文化研究会の記念講演会で発表した。 ・武術に関する文献の収集をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
奥羽および下野国の地域で庶民剣士に関する新しい史料を発見しており、その事例を積み重ねている。
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Strategy for Future Research Activity |
*2017年度は下記の調査研究を推進する ・下野国の庶民剣士に関する論文を執筆する。 ・山形県・岩手県・宮城県の庶民剣士関係の史料や文献調査を実施する。 ・収集した史料の解読を進める。
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Causes of Carryover |
物品費・旅費・謝金等の支出見込みに比べて若干の支出減があったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
この繰越金は次年度予算とあわせて、物品費・旅費・謝金等に効果的に活用する。
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Research Products
(10 results)