• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2018 Fiscal Year Research-status Report

在アジア日系企業における人的資源の有効活用と異文化間職場摩擦マネジメント

Research Project

Project/Area Number 16K03871
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

大西 純  横浜市立大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (60447109)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords異文化経営 / 在アジア日系企業分析 / 国際人的資源管理 / 異文化間職場摩擦
Outline of Annual Research Achievements

この課題に沿って過去に数回調査を行って学会発表および論文執筆を行ってきたが調査対象が製造業ということで業種、企業規模等によって調査結果に差が出るのではないかという指摘を受けた。今回はこの点を鑑みて在タイ国の大手自動車企業を中心にアンケート調査を行った。調査項目は動機付け、仕事に関する満足度、リーダーシップ、国文化等に関するもので在タイ ホンダ174名、トヨタ65名、スズキ50名、ミツビシ46名、ヒノ9名のデータを得ることができた。また業種による違いを見るためにキャノン23名、味の素38名、また企業規模の違いを見るために野中プレシジョン11名分のデータも得ることができた。調査は2018年12月から2019年1月にタイバンコク近郊の工業団地にて行われた。前調査との比較を行う分にはサンプル数に問題はないが日本人とタイ人の比較分析を行うにはタイ人383名。日本人33名とかなり差があるのでこの差を埋める追加調査が必要かと思われる。方法としてはまずタイ人データを前回分と比較して業種、規模等による差がないことが確認した上で次回は業種を超えて日本人サンプル数を増やす所存である。尚サンプル数に差はあるが、国籍の違いで比較分析の結果タイ人と日本人では各項目に差が見られたので、分析結果を2019年3月代表研究者のタイ国カセサート大学出講中に大学院生に(まだ検証前のものであったが)どのようなことがタイ人と日本人の協働効率を高めるかについて結果を紹介した。今後この結果を前述の調整調査後より精査して過去の調査結果と比較分析し、学会等で指摘されてきた点について検証を行って発表する所存である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

当初の予定では2018年度内に本件研究課題は終了する予定であったが調査先であるタイ国国王死去による在タイ日系企業への調査の自粛および代表研究者の健康阻害により2017年後半から2018年にかけて調査がほとんど進まなかった。2018年後半の調査結果も異なる国籍のサンプル数に差が大きくあり、調整のための現地調査が必要と思われる。今年度はこの現地調査と学会発表を行いたいと考えている。

Strategy for Future Research Activity

研究代表者の体調不良はまだ続いており早急に回復するように努めたい。また前述のように2018年後半の調査結果も異なる国籍のサンプル数に差が大きくあり、調整のための現地調査が必要と思われる。今年度はこの現地調査と学会発表を行いたいと考えている。

Causes of Carryover

2018年12月から2019年1月にタイ国現地調査で得たデータ分析補助者に人件費・謝金として支払いを行う。
2019年度中にタイのバンコクにて追加調査を行うために旅費として使用する。
2019年度中に国内または海外で瓦解は票を行いたくその旅費として使用する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 異文化間の職場摩擦について:在タイ日系企業を例にとって2019

    • Author(s)
      大西純
    • Organizer
      タイ王国カセサート大学国際MBAプログラム(KIMBA)

URL: 

Published: 2019-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi