2018 Fiscal Year Annual Research Report
Role of A3G acetylation and Vif/HDAC3 complex in HIV-1 infection
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16K08809
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
白川 康太郎 京都大学, 医学研究科, 助教 (80728270)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | HIV感染症 / HIV-1 Vif / APOBEC3G / アセチル化 / 潜伏感染 |
Outline of Annual Research Achievements |
APOBEC3Gのアセチル化をp300過剰発現およびHDAC阻害剤投与時に抗アセチルリシン抗体を用いてウエスタンブロット法で確認した。p300過剰発現の有無でサンプルを作成し免疫沈降したAPOBEC3Gを質量分析により解析し、既報のVif感受性に関わるリシン残基を含む5カ所のアセチル化リシン部位を同定した。該当リシンのアルギニン変異体を作成し機能解析を行い、C末端のアルギニン変異体で蛋白安定性、Vif抵抗性に影響が見られた。 二重蛍光レポーターHIV(Duo Fluo HIV)を用いてJurkat T細胞および初代培養活性化T細胞を用いてGFPおよびmKO2陽性のウイルス産生性感染細胞とmKO2単独陽性の潜伏感染細胞を単離した。Alu-PCR法により潜伏感染細胞とウイルス産生性感染細胞で同程度のウイルスゲノム挿入を確認した。次にqPCR法でウイルスRNAを検討し、ウイルス産生細胞でのみウイルスRNAの検出を確認した。ウイルス産生性感染細胞、潜伏感染細胞および非感染細胞の各分画での遺伝子発現をCAGE法により解析した。各分画7500万CAGEタグの解析結果から非感染細胞や潜伏感染細胞と比較してウイルス産生性感染細胞では2000程度の遺伝子に発現の変化が見られた。潜伏感染細胞と非感染細胞が非常に似ていたが、その中で潜伏感染細胞で特異的に発現が低下する33遺伝子を同定した。潜伏感染細胞のみで特異的に発現が増加する遺伝子はなかった。
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Research Products
(2 results)