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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Investigation of medical significance of pentosidine (advanced glycation end products) by comparing the general population and stroke patients in Japan

Research Project

Project/Area Number 16K09091
Research InstitutionNational Cardiovascular Center Research Institute

Principal Investigator

渡邉 至  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (40343446)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywordsペントシジン / 地域一般集団 / 脳卒中症例集団 / 動脈硬化 / 疫学
Outline of Annual Research Achievements

当センターの連携研究者が脳卒中症例集団(脳梗塞272人・脳出血103人 以下、脳卒中集団)において2013年~2015年に測定した血中PENT値と、地域一般住民集団(吹田研究対象者:以下、地域集団)において性および年齢をマッチング(1:1)して2016年度に測定した血中PENT値とを比較、検討した(375人:男138人 女237人)。
血中PENT値の中央値(単位 pmol/mL:p値はWilcoxon符号付順位和検定により計算)は、脳卒中集団で93、地域集団で104であり、脳卒中集団で有意に低値であった(p<0.001)。病型別では、脳梗塞(272人)で108、地域集団で94、 脳出血(103人)で100、地域集団で88であり、いずれの病型でも地域集団と比べて、有意に低値であった(ともにp<0.001)。また、性別では男性の脳卒中集団で107、地域集団で86、女性の脳卒中集団で102、地域集団で96であり、男女とも脳卒中集団で低値であった(順にp<0.001、p=0.05)。
脳卒中の危険因子について、脳卒中集団と一般集団の内服治療者の割合(%)は、高血圧(83 vs. 41)、脂質異常症(48 vs. 28)、糖尿病(28 vs. 9)で、いずれも脳卒中集団で有意に高かった。他には、喫煙率(18 vs. 9)、心房細動の有病率(22 vs. 3)も脳卒中集団で有意に高かった(いずれもp<0.001:p値はMcNemar検定により計算)。
糖尿病をはじめとした動脈硬化の危険因子の保有割合がより高い脳卒中症例集団において、血中PENT値が地域集団より低値であったことを合理的に説明できる要因について、今回の解析では解明できなかった。

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Published: 2019-12-27  

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