2018 Fiscal Year Annual Research Report
Social Interaction in Encounter and Greeting: From the Common Basis of Human and Animal
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16K12445
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
木村 大治 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 教授 (40242573)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藪田 慎司 帝京科学大学, 生命環境学部, 教授 (50350814)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 出会い / 挨拶 / 文化間比較 / 動物と人間 / 行動分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は計画の最終年度であり,出会いと挨拶に関する以下のような研究会をおこなった。 2018年5月20日 幸田瑞希氏(千葉大学大学院)発表「相互行為からの離脱の達成:発話と身体にみる志向の分散に着目して」,藪田慎司氏(帝京科学大学)発表「動機づけの葛藤行動はなぜ進化的に維持されるか:不確実性への対応」,7月8日 居關友里子氏(国立国語研究所)発表「「別れ」における相互行為:人間の言語的やり取りに着目して」,田中文菜氏(京都大学大学院)発表「中部アフリカ狩猟採集社会における集団行動 -バカの遊戯の特徴-」,10月13日 西江仁徳氏(日本学術振興会)発表「謎の行動「リーフクリッピング」からタンザニア・マハレのチンパンジーの出会い=相互行為への参入のしかたを考える」,12月9日 牧野遼作氏(早稲田大学・人間科学学術院)発表「多様な身体特性をもつ人々の相互行為の分析」,花村俊吉氏(京都大学アフリカ地域研究資料センター)発表「成果本に向けて、出会い・共在・別れの共時的・通時的な見取り図を考える」,2019年2月10・11日 成果本概要発表,会話分析に関するレビュー,3月5日 武田浩平氏(総合研究大学院大学)発表「双方向コミュニケーションの複雑性:ツルのダンスを例に」。本年度中の成果出版はかなわなかったが,2019年度中には上記の発表および2018年度以前の発表を含めた原稿のとりまとめをおこない,原稿の検討会を重ねた上,出版をおこなう予定である。
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Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Wild chimpanzees deprived a leopard of its kill: Implications for the origin of hominin confrontational scavenging2019
Author(s)
Nakamura M, Hosaka K, Itoh N, Matsumoto T, Matsusaka T, Nakazawa N, Nishie H, Sakamaki T, Shimada M, Takahata Y, Yamagami M, Zamma K
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Journal Title
Journal of Human Evolution
Volume: 131
Pages: 129-138
DOI
Peer Reviewed
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