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2018 Fiscal Year Research-status Report

非感染性疾患予防のための大洋州諸国に適した運動プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 16K15983
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

森 淑江  群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (90150846)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 亀ヶ谷 忠彦  東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (90455949)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
KeywordsNCDs / 糖尿病 / 運動 / 音楽 / 文化 / 習慣 / 予防 / 学校
Outline of Annual Research Achievements

研究3年目の平成30年度は、トンガ王国への2回目の訪問を行い、主にエウア島内にある病院のNCDs(非感染性疾患)クリニックで調査を実施した。調査はNCDs対策に従事する医師、看護師、及びNCDs患者に対して事前に作成したインタビューガイドを用いての面接調査として行った。毎週末早朝に病院職員が行うウォーキングイベントに同行し、同病院で定期的に開催されている運動プログラムの実情を調査した。また、患者に対しては運動能力のアセスメントをしながら、運動の実例を示した。さらに島内の2小学校で教員から島民の運動習慣を中心とした情報収集を行うとともに、小学生に運動を指導した。島内の中学校では生徒たちに健康教育・運動指導を行うとともに、教員より島内児童の健康教育に関する情報を収集した。併せて教会を訪問し、島民の宗教行事、進行、価値観等についても情報収集を行った。島民に好まれる運動として、多くのインタビュー回答者が一定の場所、道具、複数の参加者が必要な球技を挙げており、ウォーキングのような一人でもいつでも、どこでもできるような運動を解答した者は少なかった。運動に合わせた音楽については、一定のリズムがある音楽であれば島民や子どもたちは反応しており、島民が好む動きがこの調査を通して明らかになってきている。
以上の訪問で得られた情報、データを整理して分析し、NCDs予防のための効果的な運動療法について検討するため、研究期間を1年延長してまとめる予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

初年度に行った現地調査が予定より半年間遅くなり、その影響を受けて2回目の現地調査が3年目の終わりにずれ込んだため、調査結果をまとめるための時間が不足した。

Strategy for Future Research Activity

本研究課題の調査年度は平成30年までであるが、1年調査期間を延長して調査結果を分析してまとめ、成果を学会発表、雑誌投稿等により公表する予定である。

Causes of Carryover

今年度は調査を行いデータを収集するまでで終わったためその後に必要な経費を支出せず、残額が生じた。次年度は調査結果の分析とまとめるための経費、および研究成果の発表に関わる学会参加費や雑誌投稿に関する支出を今度予定している。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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