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2006 Fiscal Year Annual Research Report

‘授業で使える'身近な素材を活かすコンテンツの展開-雪と気象情報を例に-

Research Project

Project/Area Number 17011002
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

高橋 庸哉  北海道教育大学, 教育実践総合センター, 助教授 (60236297)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 昇  大阪府教育センター, 教科教育部, 主任研究員 (70187219)
Keywords雪 / リアルタイム気象データ / Webコンテンツ開発 / システム開発 / 理数科系教育 / 化学教育 / 気象学 / 総合的な学習の時間
Research Abstract

1.「雪」に関するコンテンツの拡充
セスナー機から撮影した流氷写真・ビデオ、クリオネや降雪粒子のビデオ、ヒグマなどに関するページを制作した。また、「降ってくる雪」中の「ルーペで見てみよう!」コーナーを視覚的なものに改良した。2006年度のトップページアクセス数は11万4千余件であった。
2.学校教育現場での実践と内容の妥当性検討
雪に関する関するコンテンツを利用した授業等を行い、その内容妥当性の検証を進めた。また、前年度に制作したLAN対応リアルタイム気象データモニタリングシステムを市内小学校4校に展開し、実地試験を進めた。2006年12月に札幌市内小学校の研究授業を行った。
3.教育現場でのコンテンツ利用の促進方法の実施
雪の学習に関する教員向けセミナーを実施し、全道各地から53名の参加があった。雪たんけん館を活用した模擬授業及び授業作りワークショップ、雪たんけん館やITをどう生かすかをテーマとした討論・講演などを行った。事後アンケートによると、セミナー内容に関する満足度は5段階評価で4.5、参加者の98%が教室ですぐに使える情報があったと答えた。また、天気情報と大気の実験に関する小学校教員ワークショップを企画・実施した。
4.コンテンツ利用状況調査
札幌市内小学校(209校)を対象としたアンケートを行い、次の結果が得られた:a)Webページ「北海道雪たんけん館」を使った実践を行った学校が12%あった,b)「雪」を教育素材として、どう思うかも問いに対して、70%は取り上げるべきと答えた。また、これまでに4回実施した雪の学習研究会参加者のうち小学校教員にコンテンツ利用状況に関するアンケートを実施した。31%が北海道雪たんけん館を授業で使ったことがある、あるいは同僚が使っているのを見たと答えた。実際に授業で活用し得るコンテンツであることが示された。

  • Research Products

    (6 results)

All 2007 2006

All Journal Article (6 results)

  • [Journal Article] Development of a Web-Based Resource on Various Snow-Related Topics for Teachers and Students2007

    • Author(s)
      T.Takahashi, M.Shimbo, 他11名
    • Journal Title

      SITE 2007 Proceedings

      Pages: 3498-3503

  • [Journal Article] Development and evaluation of an elementary school teacher workshop on weather directly linked with classes2006

    • Author(s)
      T.Takahashi, Y.Tsubota
    • Journal Title

      Proc.7th Intern.Conf.on School and Popular Meteoro.and Oceano.Educ.

      Pages: 8

  • [Journal Article] Snow camp for high school students : Field and laboratory studies of snow crystals2006

    • Author(s)
      Y.Tsubota, T.Takahashi
    • Journal Title

      Proc.7th Intern.Conf.on School and Popular Meteoro. and Oceano.Educ.

      Pages: 10

  • [Journal Article] Development of software for using satellite images in weather and climate studies2006

    • Author(s)
      T.Takahashi, H.Suzuki, M.Tsuchida, Y.Tsubota
    • Journal Title

      Journal of Science Education in Japan Vol.30

      Pages: 241-251

  • [Journal Article] 授業に活かさせる小学校教員研修ワークショッププログラムの開発-天気情報と空気・大気に関する実験を素材として-2006

    • Author(s)
      高橋庸哉, 坪田幸政
    • Journal Title

      日本科学教育学会年会論文集

      Pages: 211-212

  • [Journal Article] 地域素材「北海道の家」に関するWebページの制作とその展開〜Webサイト「雪たんけん館」の一環として〜2006

    • Author(s)
      佐藤裕三, 新保元康, 高橋庸哉・他9名
    • Journal Title

      日本教育工学第22回全国大会講演論文集

      Pages: 383-384

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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