2006 Fiscal Year Annual Research Report
知的好奇心を深め科学的な思考力や科学技術を育む科目・分野横断的科学実験教材の開発
Project/Area Number |
17011054
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
今倉 康宏 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (10112640)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 英雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90094044)
高石 喜久 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60035558)
早藤 幸隆 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (40325303)
曽根 直人 鳴門教育大学, 高度情報研究教育センター, 助教授 (70263879)
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Keywords | 科目・分野横断的科学実験教材 / 連携協力の教育体系や枠組みの構築 / 構造解析 / 情報教育 / 遠隔教育教材 / 簡易比色計・蛍光光度計・反射率計の組み立て / 実践教育 / 染色科学 |
Research Abstract |
「知的好奇心を深め科学的な思考力や科学技術を育む科目・分野横断的科学実験教材の開発」という研究課題で本年度は,次の三つの研究課題を推進。 1)身近な素材(薬用植物・健康食品・ベンツアルデヒドなど)を用いた科目・分野横断的な科学実験教材の開発と実践:○異分野を効果的に関連・融合させた広領域型科学実験教材の開発:種々の薬理作用を示すイチョウ葉・シソ(アカジソ,アオジソ)の葉・種子の含有成分を中心に八段階からなる広領域型科学実験教材の開発(学部生・院生および教師を対象にした教材の開発 ○ベンツアルデヒド関連化合物Cannizzaro反応を応用した広領域型科学実験教材の開発 2)開発した科学実験教材を改良し,教師と大学連携による教育効果の高い実践の推進(科学教材の評価,学校現場への導入,児童生徒の科学的思考力と科学技術を育む): ○ベンツアルデヒドのCannizzaro反応を用いた広領域型の科学実験の体験:理系を目指す高校生を対象にした公開講座の実施(3日間)。実施方法:出前授業を実施し,体験の意義と内容の理解をはかる。大学,現場教師と連携し,実施計画書(テキスト)を作成。学部生・院生は指導者として参加(実践教育)。参加した教師による学校現場での授業導入。徳島新聞・徳島テレビ報道 ○Science Discoveryの開催(3回):SSH指定校(徳島県立城南高等学校,化学系コース30名)にて,開発した科学実験教材を改良し,出前科学実験講座を実施。 ○ふれあいサイエンスの実施-「科学の森」〜見つめよう!考えよう!私達の環境を(2回):(小中学生・父兄対象)簡易比色計の作成(環境教育),身近な食物の科学(V.Cを中心に) 3)研究成果をまとめ,現場教師および教師を目指す学生向けの科目・分野横断的な科学実験教材テキストと実践集の作成 2004〜2007年度に実施したSPP事業に関するテキスト及び実践のテキストの作成
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Research Products
(2 results)