2006 Fiscal Year Annual Research Report
知識循環指向のLearning-GRIDシステムと新しい教授学の体系化
Project/Area Number |
17200047
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
岡本 敏雄 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (60125094)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西之園 晴夫 佛教大学, 教育学部, 教授 (90027673)
本田 敏明 茨城大学, 教育学部, 教授 (00127705)
植野 真臣 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 助教授 (50262316)
田村 恭久 上智大学, 理工学部, 助教授 (30255715)
香山 瑞恵 専修大学, ネットワーク情報学部, 助教授 (70233989)
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Keywords | e-Learning / e-Pedagogy / Learning-GRID / 協調学習 / 学習管理システム / エージェント / ナレッジマネジメント |
Research Abstract |
平成17年度は欧州を中心にLearning-GRIDのシステム構成および,e-Learningによる教育実践実態についての海外調査を基に,(1)Learning-GRIDの基本設計(Learning Technology系),(2)従来の教授学の精査(e-Pedagogy系),(3)Learning-GRID運用の組織・体制の検討(教育組織ダイナミックス系)を行った. 平成18年度は,平成17年度の成果を踏まえて(1)Learning-GRIDの開発とGRID間コミュニケーション・モデルの検討(Learning Technology系),(2)知識創造指向教材の開発方法の検討/教材の試作(e-Pedagogy系),(3)Learning-GRIDの知識循環構造の検討(教育組織ダイナミックス系)を実施した. (1)Learning-GRIDの開発とGRID間コミュニケーション・モデルの検討 学習資源と学習者パフォーマンス情報の管理機構をe-Learningシステムに付加し,さらに知識の共有・管理・発見の支援機能を実現するための知識循環システムの枠組みを提案し,実装した.また,Learning-GRID間コミュニケーション・モデルを検討し,エージェント・アーキテクチャを用いた通信機構を設計した. (2)知識創造型教材の開発方法の検討/教材の試作 情報メディアの活用,学習者との対話性を考慮しながら,知識循環を指向する教材の開発方法を検討した. (3)Learning-GRIDの知識循環構造の検討 教育・学習環境の変容・変化を促進する支援方策を検討した. 上記の活動の遂行においては,3つの系による全体会議を3回実施した.
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Research Products
(34 results)