2008 Fiscal Year Final Research Report
Critical Points of Abrahamic Tradition : Cultural Studies on Philosophy and Political Theology of the Three Monotheisms and their Margins
Project/Area Number |
17201047
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Area studies
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ONUKI Takashi The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90138818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KITAGAWA Sakiko 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40177829)
KUROZUMI Makoto 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00153411)
SUGITA Hideaki 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
MASUDA Kazuo 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70209435)
MURATA Yujiro 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70190923)
AMINO Tetsuya 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60212578)
ANZAI Shinichi 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50232088)
YASUOKA Haruko 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (90210244)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | 一神教 / 多神教 / アブラハム / 神義論 / 世俗化 / キリスト教 / イスラーム / ユダヤ |
Research Abstract |
ユダヤ、キリスト、イスラームの三大一神教を「アブラハム的伝統」と捉え、そこに内在する差異、および他の宗教との差異を、地域文化研究に特有な多元的視点でもって分析、理論化した。その作業によって、「文明の衝突」論に見られるような、文明(西洋)/野蛮(非西洋)という図式の看過や行きすぎを指摘、訂正するとともに、世俗性もしくは世俗化についても、社会のあり方に応じて多様な形態がありうることを示した。
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Research Products
(48 results)
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[Book] Strathfield/Australia2007
Author(s)
大貫隆
Total Pages
157-176 (250)
Publisher
St Paul,I sowed Fruits into Hearta" (Odes Sal. 17 : 13). Festschrift for Professor Michael Lattke, ed. P. Allen, M. Franzmann and R.Strelan
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[Remarks] 北川東子、「『神は死してある』 : 現代哲学にとってのテーマ『宗教』」、大貫隆、北川東子、黒住眞、増田一夫、村田雄二郎、網野徹哉、安西信一、安岡治子(他6名)『アブラハム的伝統の臨界 : 三大一神教の哲学、神学・政治論とその外部の地域文化研究』(本課題成果報告冊子、以下『アブラハム的伝統の臨界』と略記)、14-22頁(全241頁)、2009年、査読 : 無。
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[Remarks] 黒住眞、「近世・近代の日本宗教における世俗化」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、23-35頁、査読 : 無。
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[Remarks] 杉田英明、「『アラビアン・ナイト』原典講読事始 : 昭和初期におけるアラビア語研究の先達たち」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、36-50頁、査読 : 無。
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[Remarks] 増田一夫、「フランスの『新しい反ユダヤ主義』と『ショアー』の遺産」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、51-74頁、査読 : 無。
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[Remarks] 村田雄二郎、「清朝中国における『宗教』概念受容 : 『説教』をめぐって」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、91-103頁、査読 : 無。
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[Remarks] 網野徹哉、「マリア・ピサロの憂鬱 : 或る憑依例からみた16 世紀後半のペルー植民地社会における宗教状況」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、104-124頁、査読 : 無。
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[Remarks] 安西信一、「黙示録と原爆 : ジェローム・シャピロ『原爆映画』をめぐって」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、125-141頁、査読 : 無。
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[Remarks] 安岡治子、「『教会』をめざす国家 : ユーラシア主義のユートピア」、大貫隆(他11名)『アブラハム的伝統の臨界』、2009年、142-156頁、査読 : 無。