2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17201050
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| Research Institution | Japan Women's University |
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Principal Investigator |
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 博 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10134636)
長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
三沢 伸生 東洋大学, 社会学部, 助教授 (80328640)
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| Keywords | 日本・イスラム関係 / 大日本回教協会 / アフガニスタン / 尾崎三雄 / 戦時期日本 / 回教・回教徒研究 |
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| Research Abstract |
今年度の本科研プロジェクトの業績に関しては日本・イスラーム関係をテーマとして次の3つの柱に分けることができる。
第一は、分担者である店田廣文・早稲田大学教授が所属する早稲田大学図書館に所蔵されている旧大日本回教協会の寄贈による約1300枚の写真すべてをCD-ROM版「大日本回教協会関係写真資料Photography Collection of the Greater Japan Muslim League」としてCD-ROM化して刊行し、同協会に関する写真データベースとして研究者による今後の研究の寄与のために提供した。
第二は、アフガニスタン資料プロジェクトにおけるデータの収集や文献の収集・整理といった基礎的な作業一端として尾崎家文書の中から、尾崎三雄氏がアフガニスタン滞在中に記録していた研究フィールド・ノートを、鈴木均編『尾崎三雄アフガニスタン資料集-現地調査の記録1935-1938年』(日本貿易振興会アジア経済研究所、2006年)として刊行した。
第三は、2006年1月26日、トルコ・アンカラ大学において本科研プロジェクトとアンカラ大学史学科との共催で「日本・イスラム関係史」をテーマに国際ワークショップを開催した。日本からは分担者の店田廣文、三沢伸生がワークショップに参加してペーパーを読み、研究代表者の臼杵陽がペーパーのみの参加であった。なお、本ワークショップの成果はアンカラ大学によりトルコ語のワークショップ・プロシーディングとして刊行予定である。
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