2007 Fiscal Year Annual Research Report
スラブ・ユーラシアにおける東西文化の対話と対抗のパラダイム
Project/Area Number |
17202008
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
望月 哲男 Hokkaido University, スラブ研究センター, 教授 (90166330)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀山 郁夫 東京外国語大学, 学長 (00122359)
松里 公孝 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20240640)
三谷 恵子 京都大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (10229726)
沼野 充義 東京大学, 大学院・人文社会学研究科, 教授 (40180690)
貝澤 哉 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30247267)
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Keywords | スラブ / ユーラシア / 旧ソ連圏 / アイデンティティ / 帝国 / 伝統文化 / 東西文化 / オリンエンタリズム |
Research Abstract |
1. 以下の3分野における研究を各小項目に即して行った。 a.旧ソ連文化圏における東西文化のパラダイム:東西文化論の歴史・文化学的背景、民族文化と国際文化の関係論、帝国の論理と東西文化、旧ソ連言語文化圏の変容、文化政策と地域統合 b.ロシア・東スラブにおける東西文化のパラダイム:ロシア・スラブ語文化の世界性、スラブ・アイデンティティの東西文化論的意味、宗教哲学における東西文化のパラダイム、文芸における東西文化のパラダイム、スラブ文化圏における異民族のアイデンティティ c.中央アジア・コーカサスにおける東西文化のパラダイム:中央アジアにおけるオリエンタリズムとオクシデンタリズム、民族主義の形成と東西文化の関係性、紛争と文化の相互理解、伝統文芸における東西文化の自意識 2. 次の研究報告会を行った。 a.共産圏の日常世界(日本語・ロシア語、共催):15報告と討論(2007年8月・54日,北海道大学) b.コーカサスをめぐる文学者と歴史学者の対話(英語・ロシア語、共催):9報告と討論(2008年1月30日,京都大学) c.合同研修:文学研究の多様性とその可能性(日本語・ロシア語、共催):12報告と討論(2008年3月8-10日、八王子大学セミナーハウス) *成果はともに目下編集中。 3. ロシア教育学アカデミー・ボリス・ラーニン教授の協力を得て、『現代ロシア作家データベース』の更新を行った。(http://slav-db.slav.hokudai.ac.jp/fmi/xsl/windex-e3.xsl)
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Research Products
(57 results)