2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17206023
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
生田 幸士 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授 (90212745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 大香士 名古屋大学, 大学院工学研究科, 助手 (90362285)
太田 祐介 名古屋大学, 大学院工学研究科, 助手 (20367311)
池内 真志 名古屋大学, 大学院工学研究科, COE研究員 (90377820)
長谷川 忠大 大阪工業大学, 工学部, 助教授 (10340605)
成瀬 恵治 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (40252233)
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Keywords | マイクロ光造形 / 2光子高速造形法 / 光硬化樹脂 / 光駆動 / 生体適合性 |
Research Abstract |
本研究は「光エネルギで駆動するマイクロ・ナノメカトロニクス」(略称:光駆動ナノマシン)の新概念を提案し、各種基盤技術を研究開発することを目的としている。 光駆動ナノマシンは、従来のマイクロマシンやナノマシンの場合と違い、マイクロモータの開発や駆動配線の問題を一掃する。さらに、バイオテクノロジや生化学の世界で必要不可欠な、液中駆動と、遠隔操作を実現する大きな利点を持つ。しかし、通常サイズのメカトロニクスとは違い、マイクロ・ナノスケールに起因した技術的かつ学術的に興味深い、新しい問題を解決する必要があった。 具体的には、独自開発の高速スキャン2光子ナノ光造形法をさらに改良し、製作プロセスの安定化と高精度化を達成した。その結果、組み立て工程不要で100nm分解能の3次元ナノマシンを、歩留まり良く作製できるようになった。さらに、光エネルギを効率良く力学エネルギに変換する手法、高精度な遠隔制御手法、力計測手法など、本概念の基盤技術を開発することに成功した。 将来の応用をめざし、非バイオ系とバイオ系の双方にわたる、広範なナノ操作の可能性を実験的に確認した。
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Research Products
(22 results)
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[Journal Article] Impaired NO-mediated vasodilation with increased superoxide but robust EDHF function in right ventricular arterial microvessels of pulmonary hypertensive rats
Author(s)
M.Kajiya, M.Hirota, Y.Inai, T.Kiyooka, T.Morimoto, T.Iwasaki, K.Endo, S.Mohri, J.Shimizu, T.Yada, Y.Ogasawara, K.Naruse, T.Ohe, F.Kajiya
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Journal Title
American journal of physiology. Heart and circulatory physiology (掲載決定)
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