2007 Fiscal Year Annual Research Report
米欧同盟におけるEUの「人間の安全保障ドクトリン」の意義
Project/Area Number |
17252005
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
渡邊 啓貴 Tokyo University of Foreign Studies, 外国語学部, 教授 (80150100)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滝田 賢治 中央大学, 法学部, 教授 (50129962)
羽場 久美子 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (70147007)
田中 孝彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10236599)
小久保 康之 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (60221959)
森井 裕一 東京大学大学院, 総合文化研究科, 助教授 (00284935)
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Keywords | 米欧関係 / EU / 人間の安全保障 |
Research Abstract |
平成19年度は、研究代表者・分担者はそれぞれ3年計画の趣旨に沿って3年目の計画を無事に終了した。研究代表者、渡邊啓貴は、フランスに渡航し、フランスの立場について、パリ政治学院、フランス国際問題研究所、在フランス日本大使館を訪問、意見交換・情報収集を行った。また、韓国では梨花女子大学、延世大学、マレーシアではマレーシア大学、戦略研究所、経済研究センターをそれぞれ訪問し、意見交換・情報収集を行った。 研究分担者、羽場久美子は、ロシア(ウラジオストク、アカデミー歴史学研究所)、ドイツ(ベルリン、フンボルト大学)、同小久保康之はベルギー、同滝田賢治は、米国(ワシントンDC)、同森井裕一は、ドイツを訪問し、研究課題に即したネットワーク形成と情報収集を行った。 平成19年10月下旬には、パスカル・ペリノー教授(パリ政治学院・フランス政治研究所所長)、12月初旬には、ジャン・ボベロ教授(Ecole Pratique des hautes etudes)を招聘し、シンポジウムや研究会合を開催した。(10月23日「サルコジ政権の誕生と行方」(於日本財団)、12月11日科研メンバーとの会合(日仏会館))いずれも盛会で、フロアーなどからも多くの質問が出され、積極的な議論が行われた。以上のように研究計画第3年度としては、予定通りの実り大きな成果を上げることが出来、最終年度を締めくくることが出来たと確信している。
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