2007 Fiscal Year Annual Research Report
反復的マイクロバブル破壊刺激を利用した血管新生誘導による骨修復促進法の開発と評価
Project/Area Number |
17300152
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松本 健志 Osaka University, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (30249560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 正夫 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (40163571)
小笠原 康夫 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (10152365)
曽根 照喜 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (90179383)
上杉 健太朗 財団法人・高輝度光科学研究センター, 放射光研究所実験部門, 研究員 (80344399)
内藤 尚 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教 (40392203)
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Keywords | 骨修復 / 放射光骨 / 血管CT / 血管新生 / 超音波 |
Research Abstract |
最終年度は、1)マイクロバブル灌流の骨修復過程に対する影響を調べるため、ラット脛骨皮質骨の欠損部の放射光骨/血管CTにより、骨形成と血管形成を同時計測した。また、2)骨欠損部においてマイクロバブルを破壊するための超音波発生システムを構築し、その性能を確認した。 1)ICRマウスの脛骨骨幹部の一部を露出させ、マイクロドリルで穿孔を作製した。マイクロバブル(レボビスト)を尾静脈より投与(2回/日、30mg/回)し、1週および2週後にSPring-8放射光施設にてCT計測(BL20B2、分解能3.μm)を行った。血管新生に次ぐ繊維骨の生成、さらに,血管の消失と欠損部周囲より欠損中央部に向かって繊維骨が新生皮質骨に置き換えられていく様子が観察できたが、マイクロバブルを投与しない群と顕著な違いは認められなかった。 2)周波数(4 MHz)および音圧(6 MPa)のPZT振動子、発振回路,増幅回路からなる超音波発生システムを構築した。内径1mm、肉厚0.25mmの円筒チューブにマイクロバブルを灌流し,超音波を作用させた時のマイクロバブル破壊の様子を顕微鏡下で観察し、音圧負荷によるマイクロバブル破壊を確認できた。
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Research Products
(4 results)