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2005 Fiscal Year Annual Research Report

運動イメージの可視化技術を用いた運動学習支援システムの開発

Research Project

Project/Area Number 17300206
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

山本 裕二  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (30191456)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 池上 康男  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (60092988)
鶴原 清志  三重大学, 教育学部, 教授 (70172070)
岡本 敦  名古屋経営短期大学, 教授 (10233371)
Keywords運動イメージ / 可視化技術 / 人形型モーションキャプチャ / 運動学習 / コンピュータグラフィクス / フィードバックシステム
Research Abstract

今年度は,運動イメージの可視化技術の開発のため,人形型モーションキャプチャシステムを導入し,運動イメージの可視化における問題点の整理を行った.そこで,この人形型モーションキャプチャシステムの操作性の問題と,コンピュータグラフィクス(CG)として運動を表現する際のキーフレームの設定と時間間隔の設定等の問題が明らかになった.今後学習者にこの人形型モーションキャプチャシステムを用いて運動イメージを可視化させるためには,現段階ではある程度の操作への熟練と,CG作成の支援方法を検討しなければならない.
また,実際の運動遂行場面とこの運動イメージのCGとの多ソースフィードバックシステムに関しては,運動遂行場面のビデオ(2次元)とCGの同時フィードバックであれば可能であることが分かったが,運動遂行場面の3次元化に問題があり,ビデオ映像の1方向からの再生・フィードバックしかできないことが問題である.この点に関して,運動イメージのCGと同様に運動遂行場面をCG化し,任意の方向からのフィードバックが可能になるようなシステムを検討中である.
さらに,来年度の実施に向け,運動課題の選定を行ってきたが,人形型モーションキャプチャシステムの操作性の制約から,離散運動で,かつ水平面上での立位姿勢での運動課題が望ましいこと,すなわちマット運動での前転やジャンプなど以外の運動課題が望ましいことが明らかになった.今後さらに検討を加え,まずは比較的容易に運動イメージを可視化でき,運動遂行場面の観察も可能な課題の選定が必要となる.ただ,連続運動中の待球姿勢等,運動技能獲得には重要な運動局面の運動イメージの可視化も念頭に入れる必要がある.

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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