2007 Fiscal Year Annual Research Report
自然体験学習系環境教育の指導者養成カリキュラム策定に関する総合的研究
Project/Area Number |
17300246
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
朝岡 幸彦 Tokyo University of Agriculture and Technology, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (60201886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮野 純次 京都女子大学, 短期大学部, 教授 (00229874)
能條 歩 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20311524)
小泉 紀雄 日本体育大学, 体育学部, 教授 (90097105)
南里 悦史 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (20218077)
石崎 一記 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (70327261)
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Keywords | 自然体験学習 / 環境教育 / 指導者養成 / SLE / 科学教育 |
Research Abstract |
「環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」(環境教育推進法/平成15年制定)では、その基本理念として、森林、田園、公園、河川、湖沼、海岸、海洋等における自然体験活動その他の体験活動を通じて環境の保全についての理解と関心を深めることの重要性が明記されている。しかし、学校や地域における自然体験学習を担う人材の育成・活用方策が未だ不十分であり、それが環境教育における自然体験の位置付けや役割を曖昧なものにしている。そこで本研究では、1)自然体験学習系環境教育の実践として山や川に学ぶ体験活動やネイチャーゲーム等に着目し、2)これらの実践を総合的な環境教育へと展開させる指導者に求められる力量に関する内外の調査事例を理論仮説に基づき検証しつつ、3)地域における動態的な人材の養成と活用の類型と具体的な実践モデルを析出し、4)学校教育(とくに科学教育)及び地域教育における自然体験学習の人材養成カリキュラムを策定する。 本科研費プロジェクト第3年度にあたる平成19年度は、4つの柱にそって研究をすすめ、科研費プロジェクト最終年(平成20年度)における研究成果のとりまとめ作業をすすめるとともに、本研究の新しい発展可能性についても模索する。
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Research Products
(7 results)