2006 Fiscal Year Annual Research Report
4フェーズチェックによるアルゴリズム/プログラミング学習・教育支援環境の構築
Project/Area Number |
17300265
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
伊東 幸宏 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (20193526)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 達裕 静岡大学, 情報学部, 助教授 (30234800)
祓川 友宏 静岡大学, 情報学部, 助手 (90324326)
小暮 悟 静岡大学, 情報学部, 助手 (40359758)
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Keywords | アルゴリズム学習 / プログラム学習 / 学習・支援 / セルフチェック / インターネット |
Research Abstract |
アルゴリズムエディタ(設計開発担当:伊東) ・昨年度に引き続き、これまでに開発したアルゴリズムエディタを、ユーザビリティの観点からチェックし、改良すべき問題を洗い出して初学者でも容易に使えるように改善した。 ・問題に合わせたマクロ命令を定義し、それを用いてアルゴリズムを記述できるようにする機能を設計し、実装した。 アルゴリズムコンパイラ(設計開発担当:伊東) ・問題個別のマクロを用いて記述されたアルゴリズムにも対応できるようにアルゴリズムコンパイラを拡張した。 アルゴリズム-ソースコード照合機構(設計開発担当:小西) ・アルゴリズム記述中に評価対象外部分をステートメント、ブロック、関数を単位として指定可能とし、評価対象部分を除いて照合を行えるように照合機構を拡張した。 照合結果ビューア(設計開発担当:小暮) ・昨年度の検討を踏まえ、照合結果ビューアに必要な機能拡張を行った。 教育用プログラム品質保証ツール(設計開発担当:秡川) ・市販されている組み込み用コード品質検証ツールと初等教育に必要なチェック項目との乖離を埋める働きを実現するために、ツールによる指摘事項を初学社である学習者に理解しやすいように提示するためのフィルタを設計し、実装した。 実授業での運用実験(全員で実施) ・アルゴリズムエディタでアルゴリズムを記述させ、アルゴリズムコンパイラで実行ファイルを生成し、動作確認を行ってからソースコードを記述するという流れを、一部授業で実践し、学習者の反応や作業手順を観測し、本方式の有効性を評価した。
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Research Products
(4 results)