2006 Fiscal Year Annual Research Report
キリスト教のアメリカ化と社会文化生成についての研究
Project/Area Number |
17310147
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
増井 志津代 上智大学, 文学部, 教授 (80181642)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 寿郎 上智大学, 文学部, 教授 (40213772)
高柳 俊一 上智大学, 名誉教授 (50053575)
飯野 友幸 上智大学, 文学部, 教授 (40168084)
金山 勉 上智大学, 文学部, 助教授 (60306983)
石井 紀子 上智大学, 外国語学部, 非常勤講師 (60407385)
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Keywords | 思想史 / 社会学 / 宗教学 / 西洋史 / 国際研究者交流 / 国際情報交流 / アメリカ / 宗教史 |
Research Abstract |
活動の中心は海外研究協力者Richard W.Fox教授(USC)を迎えた一連の研究会であった。上智で公開講演会(6月2日、Lincoln's Death and Rebirth as an American Cultural Icon)、セミナー(6月5日、Jesus in American History and Culture)、東大CPASセミナー(6月6日、Henry Ward Beecher's Abolitionist Performances-Slave "Auctions" at Plymouth Church in Brooklyn,1848-1860)を行った。講演会では、リンカーンの死の報道について視覚資料を用いた講義がなされた。公開であった為、学部学生や一般の聴衆も参加した。セミナーはより専門的研究会でいずれも活発な会となった。教授は本研究課題参加者と意見交換を行い有意義な日程を過ごした。上智セミナー原稿は『アメリカ・カナダ研究』No.24に掲載した。 同じく6月、アメリカの保守キリスト教に関する連続セミナーがOAH(アメリカ歴史学会)派遣講師Leo P.Ribuffo教授(ジョージ・ワシントン大学)を迎え行われ、大塚は上智、ICU、日本女子大学での研究会を取り仕切った。増井はアメリカ学会全国大会シンポジウム「宗教と現代アメリカ社会-保守化の深層」の司会を務めた。また、日本ピューリタニズム学会研究大会で、John Witte教授(エモリー大学)と契約神学に関して意見交換を行った。さらに自著合評会を初期アメリカ学会例会(於、成城大学)で行った。飯野はMITで黒人音楽と宗教の関係についての研究を継続した。高柳は新カトリック辞典編集継続、また、上智図書館所蔵のOrestes Brownson全集を用いて研究論文をまとめた。金山は宗教と報道について、石井は女性宣教師についての研究を継続して行った。
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Research Products
(11 results)