2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17320001
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Research Institution | The Open University of Japan |
Principal Investigator |
佐藤 康邦 The Open University of Japan, 教養学部, 教授 (80012508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷 隆一郎 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (60128048)
寿 卓三 愛媛大学, 教育学部, 教授 (30186712)
山田 忠彰 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (10220386)
高橋 雅人 神戸女学院大学, 文学部, 准教授 (90309427)
勢力 尚雅 日本大学, 理工学部, 准教授 (80459859)
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Keywords | 形態論 / 構造主義 / 人文主義 / 有機体論 / イデア論 / 倫理学 / 生命 / 文化 |
Research Abstract |
平成19年度の研究活動は、主として、研究分担者・研究協力者全体によ3回の研究会を通じて、行なわれた。そのために必要な文化・形態・倫理学等の各分野の研究資料の収集・購入を行なった。 夏期の全体会議は、神田学士会館にて開かれ、佐藤康邦による研究経過の報告と本年度の研究計画の説明の後に、宮村悠介による『感性的=歴史的世界の形態を求めて-カントの共同性論』と横田理博による『文化形態論としてのウェーバー宗教社会学』の研究報告と討論が行われた。 冬期の全体会議は、神戸女学院大学にて開かれ、佐藤康邦による『デザイン論という観点から見た富岡鉄斎』、安川慶治による『「政治的なもの」の〈形態〉を求めて-マルクス主義「以降」を考える-』、高橋雅人による『プラトン「饗宴」におけるイデア論』、根田隆平による『形態の差異と直観の同一-《動く図式》による再創造をめぐって-』、佐々木慎吾による『行為と〈形〉』の、研究報告と討議が行われた。 さらに、最終年度のとりまとめのため、最終会議を本郷学士会館にて開き、研究発表に併せて総括および研究成果報告書の編集会議を行った。佐藤康邦による基調報告の後に、勢力尚雅による『アブダクションによる形態デザインについてのアブダクティブな考察』と三嶋輝夫による『古代ギリシアにおける徳育のアポリアー倫理と教育の形態をめぐって』の研究報告と討論が行われ、また、研究主題に関する総括が行われた。 以上のように、最終年度において、研究課題の考察は深められた。とりわけ、研究代表者による成果を挙げると、ブーレーズ・パスカル大学哲学科主催シンポジウムでの発表や、論文「デザイン論という観点から見た富岡鉄斎」、著書『カント哲学のアクチュアリティー-哲学の原点を求めて-』に結実した。そのほか、研究組織各員の研究成果は、年度末に論集の形でまとめられ、そのほか別項の如く出版物などを通して公表された。
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Research Products
(36 results)
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[Presentation] 当座理論と公共言語2007
Author(s)
古田 徹也
Organizer
日本哲学会(第66回大会)
Place of Presentation
千葉大学
Year and Date
2007-05-20
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
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