2005 Fiscal Year Annual Research Report
思想表現媒体から捉え直される、人間にとっての「空間」構成の意義についての研究
Project/Area Number |
17320002
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
佐藤 徹郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (30092696)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 佳秀 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (30154602)
栗原 隆 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (30170088)
山内 志朗 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (30210321)
井山 弘幸 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (70168532)
鈴木 光太郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (40179205)
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Keywords | 空間 / 場所 / 世間 / 景観 / 空間知覚 / メディア空間 / 演劇 / 物語 |
Research Abstract |
平成17年10月1日-2日にかけて、矢萩喜従郎(デザイナー・建築家)、樋口忠彦(京都大学大学院教授)および野家啓一(東北大学大学院教授)の3氏を講師として招聘し、新潟市プラーカ3およびクロスパルにいがたに於いて以下のような公開シンポジウムを行った。 公開シンポジウム「空間は人間を、いかなる意義をもって魅了するのか?」 第1部:シンポジウム「空間の体験と空間の表現そして空間の創出」 1.矢萩喜従郎「内部空間と外部空間」 2.樋口忠彦「ハビトゥスの『けしき』」 3.野家啓一「日常的な空間と哲学的な空間」 第2部:研究発表 1.城戸淳(研究分担者・新潟大学人文学部助教授)「カントにおける時間と空間」 2.栗原隆(研究分担者・新潟大学人文学部教授)「秋山郷を読む-景観美学への一試論」 このシンポジウムを通じて、建築、デザインといった分野における実践・製作に携わる者と、哲学の分野における研究者との間に、空間の概念を媒介にして創造的対話が展開され、相互の理解が深められた。さらに研究成果の市民への公開という面でも大きな成果が得られた。 また、平成18年3月に、研究代表者佐藤徹郎、研究分担者城戸淳および廣部俊也はオーストリア、スイスおよびドイツにおいて、研究分担者堀竜一はイタリア、北村順生はイギリス、北野圭介はシンガポールにおいてそれぞれ調査研究、資料収集を行い、数学、物理学、哲学、美学、文学、メディア論、映像文化における空間の概念について多くの成果を得た。 また図書、雑誌論文として、別に示すように多くの研究成果が公刊された。
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Research Products
(16 results)
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[Book] お笑い進化論2005
Author(s)
井山 弘幸
Total Pages
247
Publisher
青弓社
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
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