2007 Fiscal Year Annual Research Report
先端医学研究に関わる政策形成および倫理審査についての日欧比較研究
Project/Area Number |
17320006
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
霜田 求 Osaka University, 医学系研究科, 准教授 (90243138)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伏木 信次 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (80150572)
中岡 成文 大阪大学, 文学研究科, 教授 (00137358)
瀬戸山 晃一 大阪大学, 法学研究科, 講師 (00379075)
粟屋 剛 岡山大学, 医歯学総合研究科, 教授 (20151194)
山中 浩司 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (40230510)
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Keywords | 先端医療技術 / 政策形成 / 生命倫理 / 遺伝子医療 / 再生医療 / 臓器移植 |
Research Abstract |
1.欧州各国における先端医療技術に関する政策形成についての報告と意見交換 (1)国際学会で、先端医療技術(再生医学研究、遺伝子情報の取り扱い、生殖補助医療技術の社会的課題、生命倫理分野の国際化等)をめぐる現状と課題についての世界各国の研究者による報告を踏まえ、意見交換を行った(霜田、粟屋、阪本、岩江、遠矢、ビック:International Society for Clinical Bioethics, Aix=en=Provence/France, Sept 2007)。 (2)ドイツ・オーストリアの研究者との共同で遂行している「遺伝子診療の社会文化的側面に関する分野横断的研究」の一部として、ウィーンでのワークショップ(関連政策分析、関係当事者へのインタビュー調査、対話実践の計画)での意見交換(霜田、中岡、阪本、岩江:2007年3月)、信州大学遺伝子診療部の協力による対話実践の試み(霜田、中岡、阪本:2008年2月)を行った。 2.国内での先端医療技術の倫理的・社会的諸問題についての報告と討論 (1)国内学会における、再生医学研究、遺伝子情報の取り扱い、人体の資源化、公共政策の進め方、生殖補助医療等の報告とそれに基づく討論を行った(霜田、粟屋、樫、瀬戸山、阪本:日本医学哲学・倫理学会、横浜、2007年10月;日本生命倫理学会、東京、2007年11月)。 (2)ドイツにおける「生命/人間の尊厳」を軸とした報告と討論に参加し、ドイツ人研究者との意見交換を行った(「生命の尊厳」研究会、広島、2007年7月)。
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Research Products
(16 results)