2008 Fiscal Year Final Research Report
An attempt to degitize valuable sound materials
Project/Area Number |
17320027
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Aesthetics/Art history
|
Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
土田 英三郎 Tokyo National University of Fine Arts and Music (10143645)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
植田 克己
檜山 哲彦
畑瞬 一郎
亀川 徹
関根 和江
岩崎 真
|
Project Period (FY) |
2005 – 2008
|
Keywords | 芸術諸学 / 美学 / 情報図書館学 / システム工学 |
Research Abstract |
東京芸術大学が明治期以来の長い歴史の中で、学内各部署に分散蓄積してきた貴重な資料群の所在を確認し、目録を作成のうえ、近年とみに劣化が激しく、このままでは、死蔵されたまま歴史の片隅に埋もれてしまいかねないアナログ録音のオープンテープをデジタル化し、音のデータベース構築する基礎を形成できたこと、そして一部ではあるが、公開の機会を得ることができたことは、本研究の大きな成果である。今後は、本研究で採り上げられなかったアナログ資料をデジタル化し、積極的に公開する方法を探り、公共の財産として活用する方向を目指したい。
|
Research Products
(2 results)
-
[Remarks] 平成19年9月、台湾国立花蓮教育大学芸術学院による本学訪問の折り、関根和江が意見交換の場に加わり、音楽研究センターで進行中のデータベースについて紹介する機会を得た。引き続き行われた学内視察では、音楽研究センターにおいて、デジタル・サウンド・アーカイヴの現状を体験していただくことができた。
-
[Remarks] また、同年10月、東京芸術大学附属図書館(館長 : 土田英三郎)において開催された「藝大をいろどった人々」(東京藝術大学創立120周年記念企画、附属図書館所蔵貴重資料展)の折り、数百点のデジタル音源中のごく一部を公開した。東京芸術大学の歴史を「音」でいろどった人々の演奏が、展覧会に華を添えた。