2008 Fiscal Year Annual Research Report
北海道・東北各地所蔵の幕末蝦夷地陣屋・囲郭に関する絵地図の調査・研究
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17320132
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| Research Institution | Nara Women's University |
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Principal Investigator |
戸祭 由美夫 Nara Women's University, 文学部, 教授 (60032322)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出田 和久 奈良女子大学, 文学部, 教授 (40128335)
平井 松午 徳島大学, 総合科学部, 教授 (20156631)
小野寺 淳 茨城大学, 教育学部, 教授 (90204263)
米家 志乃布 (山田 志乃布) 法政大学, 文学部, 教授 (30272735)
中西 和子 奈良女子大学, 人間文化研究科, 博士研究員 (60379526)
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| Keywords | 絵図 / 古地図 / 陣屋 / 歴史地理学 / 蝦夷地 / 幕末 / 地図学 / 地域貢献 |
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| Research Abstract |
最終年度である本年度は、以下のような活動を行った。
(1)5月に歴史地理学会大会(東北地理学会と共催)で口頭発表するとともに、未調査の庄内鶴岡藩関係の絵図を所蔵する(財)致道博物館および鶴岡市立図書館にメンバー1名が赴いて、所蔵の絵図を閲覧・写真撮影した。
(2)6月に盛岡市中央公民館ヘメンバー1名が赴き、かつて収集・整理したデータを確認・補充する作業を行った。
(3)10月の日本地理学会・東北地理学会合同大会で口頭発表するとともに、盛岡市中央公民館ヘメンバー2名が赴き、6月実施の調査の2度目のデータ補充を行った。
(4)函館市中央図書館に研究代表者が赴き、10月26日に同館で開催の平成20年度「郷土の歴史講座」特別編で「絵地図にみる幕末箱館奉行所亀田土塁」と題する講演を行った。<函館新聞及び北海道新聞に紹介記事が掲載>
(5)研究分担者は各自に配分された経費を使用して、報告書掲載用の論文作成のために出張などを行った。
(6)5月には日本国際地理学会機関紙『地図』へ、8月には歴史地理学会機関紙『歴史地理学』へ、それぞれ研究メンバーの連名で研究成果を投稿し、後者は同誌51巻1号に掲載された。
(7)3月2日に奈良女子大学で研究集会を開催し、研究メンバー4名による研究発表のほか、平川一臣氏(北海道大学大学院地球環境科学研究院)による講演「北海道の幕末陣屋跡地の地形環境」がなされた。
(8)本科研4年間の研究成果を盛り込んだ報告書[I.総論II.各論(7篇)III.東北地方各地の12機関に所蔵されている幕末蝦夷地関係絵図一覧IV.別添カラー図版]を代表者の戸祭由美夫が編集し、3月に刊行した。
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