2007 Fiscal Year Annual Research Report
世界現象としての「ポピュリズム」?-グローバル化との関連を中心に
Project/Area Number |
17330028
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
木村 幹 Kobe University, 大学院・国際協力研究科, 教授 (50253290)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大嶽 秀夫 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (40083563)
下斗米 伸夫 法政大学, 法学部, 教授 (80112986)
山田 真裕 関西学院大学, 法学部, 教授 (40260468)
松本 充豊 長崎外国語大学, 外国語学部, 准教授 (00335415)
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Keywords | ポピュリズム / ナショナリズム / グローバル化 / 政治変動 / 日本 / 韓国 / ロシア / 台湾 |
Research Abstract |
平成19年度は、研究代表者の心身的疾患により、研究会の組織が困難となった為、研究者相互が面会するという形式の研究会を行わず、e-mail等による情報交換を通じて、共同研究を行った。共同研究は、雑誌、レヴァイアサンの「特集」へ向けて、各研究者が執筆活動を行う形で行われた。共同研究には、五十嵐武士と篠崎英樹を招請し、アメリカとアルゼンチンの事例を追加した。 同誌の「特集」の内容は以下の通り。 大嶽秀夫「ポピュリスト石原都知事の大学改革:東京都立大学から首都大学東京へ」 木村幹「ポピュリズムの中の「歴史認識」問題:日韓の事例を中心に」 松本充豊「台湾の民主政治とポピュリズム:李登輝と陳水扁の政治戦略の比較」 篠崎英樹「アルゼンチンにおける「制度化されたポピュリズムの形成?:メネム政権における政権党内の中央地方関係からの再考」 五十嵐武士「アメリカ政治のポピュリズム」 下斗米伸夫「ロシア下院議員選挙とプーチン政治体制の変容」 また、木村は日本比較政治学界にて、関連するパネルを組織し、松本も同学会にて、台湾に関するポピュリズムに関する報告を行った。
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Research Products
(6 results)