2006 Fiscal Year Annual Research Report
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17330038
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| Research Institution | Meiji Gakuin University |
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Principal Investigator |
竹中 千春 明治学院大学, 国際学部, 教授 (40126115)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白石 さや 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70288679)
村田 雄二郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70190923)
西崎 文子 成蹊大学, 法学部, 教授 (60237691)
吉村 真子 法政大学, 社会学部, 教授 (80247113)
合場 敬子 明治学院大学, 国際学部, 助教授 (50298056)
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| Keywords | ジェンダー / グローバリゼーション / アジア / 国際比較 / 政治 / 戦争 / 民主主義 / 多文化主義 |
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| Research Abstract |
5つのキーワード(「ジェンダー」「政治」「戦争」「民主主義」「国際比較」)に基づき、国際政治学・政治学・国際関係論を中心に、アジア・太平洋地域の現代的・歴史的な事例を取り上げ、地域研究を比較・統合する努力をしつつ、学際的に研究を進めている。この共同研究の目的は、(1)国際政治学・政治学そして国際関係論におけるジェンダー研究を進めること、(2)「戦争」と「民主主義」のジェンダー化を分析すること、(3)ジェンダー研究の中に国際政治学・政治学・国際関係論の観点から新しい視角や概念を提起していくこと、である。平成17・18年度の2年間で、地域と問題別に立てたサブ・グループを基盤に、資料収集・現地調査を行い、それらをもとに事例分析と理論構築を試みてきた。
昨年度からは、中間的な研究成果をまとめ、公表する作業にも精力を注いでいる。平成18年度7月には、国際的な学術交流として日本で初めて開催された世界政治学会(IPSA)研究集会で、「War and Democracy from Gender Perspective(戦争と民主主義のジェンダー分析)」のセッションを開催した。イギリス・インド・韓国などからの専門家を招き、ともにジェンダー研究と国際政治学・国際関係論の接点を考察して、参加者から高く評価された。同年10月の日本国際政治学会では、「グローバリゼーションの中の市民・女性・移民」をテーマとした第1回ジェンダー分科会を開催し、また「グローバル・ガヴァナンスへの胎動:人権・環境・地雷」をテーマとした部会でも、本研究に関わるジェンダー関係の報告と討論を行った。今年度は、こうした2年間の実績から、最終年度としての成果のとりまとめと公開を進めていく予定である。
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Research Products
(10 results)
