| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平本 健太 北海道大学, 大学院経済学研究科, 助教授 (00238388)
寺本 義也 早稲田大学, 大学院アジア太平洋研究科, 教授 (30062178)
岩田 智 北海道大学, 大学院経済学研究科, 助教授 (00232679)
谷口 勇仁 北海道大学, 大学院経済学研究科, 助教授 (60313970)
福島 英史 法政大学, 経営学部, 助教授 (20313439)
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| Research Abstract |
本年度は,3年計画の第2年目にあたり,概ね研究計画に基づき,研究を行った。
4月から9月にかけて,(1)理論的枠組を完成させた.(2)研究代表者と研究分担者は,各自1ないし2事例を選定し,詳細な事例研究を開始した。(3)参与観察を本格的に開始した。研究成果の一部を,非営利法人研究学会・第10回全国大会において報告した。
10月から12月にかけて,(1)事例研究を継続した。(2)次年度に行う質問票調査のための予備調査を開始するとともに,質問票の具体的なストラクチャーの検討を行った.(3)国内の事例研究を一層精緻化するために,全国のNPO活動支援を行っている日本NPOセンターとの交流した.
1月から3月にかけて,(1)事例研究の完成を目指した.(2)質問票調査のための予備調査を完了し,質問票のストラクチャーを確定した.質問票配布先の戦略的パートナーシップを展開している組織を選定し,そのリストを作成した.
本プロジェクトの研究成果は,平成18年度発表分に限定しても,図書4編(うち3編は近刊),論文2編が執筆されている。
この他に,次の全部で8つの戦略的パートナーシップに関する事例の詳細な分析結果を既に執筆し,近々,公表を予定している。8つの事例は,(1)ツール・ド・北海道,(2)ジャパン・プラットホーム,(3)人道目的の地雷除去支援の会,(4)霧多布湿原トラスト,(5)パシフィック・ミュージック・フェスティバル,(6)黒松内ぶなの森自然学校,(7)北海道グリンーファンド,(8)北海道NPOバンクである。分析の過程で,これら8つの戦略的パートナーシップに共通する極めて興味深い特徴が析出されている。
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