Research Abstract |
1.各国の学長団体・専門職団体・調整機関の調査 大学・学長団体,機能的連携機関(入試,大学事務),政府調整機関(質評価機関,地域間調整機構),国際機関等の調査として,渡邊がデンマーク,ノルウェーを訪問し,羽田及び研究協力者(叶)が中国をそれぞれ訪問した。 2.大学団体の機能・役割に関する国際シンポジウムの開催 アメリカからゲーリー・ローズ教授(アリゾナ大学)を招聘し,平成19年4月24日に国際セミナーを開催し,高等教育の市場化におけるガバナンスの課題について検討した。 また,同年8月7日にイギリスから,ウィリアム・ロック(オープンユニバーシティ)を招聘し,日本私立大学協会,大学基準協会,国立大学協会,公立大学協会,日本私立大学連盟が参加した国際シンポジウムを開催した。この成果は,報告書として公刊する予定である。 3.日本の学長団体・専門職団体・調整機関の調査 訪問調査として,政策行政団体(総務省行政評価局,文部科学省官房政策評価室),大学関係団体(国立大学協会,公立大学協会),専門職団体(日弁連法務研究財団,法科大学院協会,日本技術者教育認定機構,日本科学技術連盟),および大学(東京大学,九州大学,広島大学,東北大学,岩手大学,福島大学,金沢大学,富山大学,福井大学,広島修道大学,広島女学院大学,武蔵工業大学,金沢工業大学,工学院大学,大宮法科大学院大学)を訪問し,大学運営における団体,特に評価機関の役割を調査した。 4.大学関係団体の資料収集と目録作成 国立大学団体である国立大学長会議,各種学部長会議の資料収集を進め,目録を作成した。また,政策決定過程に関する資料として,中央教育審議会会議録の収集を進めた。
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