Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 忠道 大分大学, 教育福祉科学部, 助教授 (90312199)
堀内 孜 京都教育大学, 教育学部, 教授 (40115978)
渋谷 恵 常葉学園大学, 教育学部, 助教授 (40312805)
森下 稔 東京海洋大学, 海洋工学部, 助教授 (60300498)
カンピラパーブ スネート 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 講師 (90362219)
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Research Abstract |
(1)研究打ち合わせ 日本側の分担者,研究協力者が7月15-17日に大分大学で研究会を開催し,研究計画の概要,各年度の予算使用計画,調査計画,各分担者の調査項目などについて協議した。さらに2006年3月4日には,東京において,デルファイ調査について,来年度の調査計画について打ち合わせた。 (2)タイ現地調査 平田(7月31日-8月11日)と森下(7月31日-8月12日)がタイを訪問し,タイ文部省,大学,カリキュラムセンター等において,市民性教育に関する基礎データを収集するとともに、タイ側の共同研究者と協議し,本調査研究に関する共通理解をもち,共同研究体制の確認をした。 (3)ワークショップの開催 11月2-3日に,名古屋大学において,日本側の研究分担者と研究協力者,及びタイ側の共同研究者3名が一堂に会し,本研究の目的を再確認すると共に,デルファイ調査のための質問票について集中的に協議し,市民性教育を構築する上で必要な要素として12要素,市民性の資質として45の資質を確定させ,質問票「日本・タイ両国における市民性教育に関する意識調査」を完成させた。 (4)デルファイ調査に関する講演会 8月20日に,桑原輝隆氏(文科省科学技術政策研究所)を招聘し,デルファイ調査の調査法に関する学習会を開催した。 (5)デルファイ調査の実施 2006年1月に全国の教育委員会の社会科教育主事,小・中学校社会科担当者,社会科教育担当の大学教員,PTA会長(大分県のみ)計500名を対象に,デルフアイ調査を実施した。結果は現在集計中である。 (6)学会発表 5月30-31日にマレーシアで開催されたアジア比較教育学会において,平田,森下,スネートが市民性教育に関する発表を行った。
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